こんにちは、halukaです。
失礼ながら例えば、「歯ブラシで目を磨く」方、おいででしょうか。
おそらく、あまりいらっしゃらないとは思うのですが、
「絶対にいらっしゃらない!」と、
そう言い切れないところが、現代の妙。
「いらっしゃるかも」しれない。
このところの余りの蒸し暑さに根負けして、
寝室の自慢の三菱電機ルームエアコン・霧ケ峰を冷房設定最強に。
タオルケットをかぶって、気持ちよく、一晩ぐっすり眠った。
すると翌朝、やってしまった。
あ! 声が出ない。
いや、出るのだけれど、その声は低くて、がらがら。
梅雨なのに、乾いてる。
夏風邪でもひいてしまったかのような、かすれ声。
小さな咳(せき)込みが止まらず、
どう考えても、喉(のど)を痛めた。
きっと、眠りながら、口がぱかっと、開いていたに違いない。
(あー、恥ずかしい)
【イラストAC】
そそくさと、行き慣れた耳鼻咽喉科さんに向かった。
「喉の奥に白い小さな泡状のつぶつぶがあります」。
「乾燥しているのかな。うがい薬を出しますね」。
ひと安心、である。
処方箋の明細をみると、処方された「うがい薬」の名は、
「アズノールうがい液4%」。
で、家に帰って、早速うがいをしようとして、たまげた。
「目には入れないこと」。
うがい液が入ったミニボトルを保存するためのビニール袋に、
赤字でそう、はっきり記されている。
うがい液を目に入れる人がいた、か、あるいは、いる、のであろう。
確かに、「常識は疑うため」にある。
1543年、コペルニクスは「地動説」を唱えた。
アレクサンドリア文明以来信じられてきた、
いわく、太陽は、宇宙の中心にあり、
地球が自転しながら他の惑星とともに太陽の周りを回っている、
という宇宙構造説。
もちろん現在では常識となった。
けれどもその当時、「そんなの、とんでもない話だ」と、
コペルニクスがひどい目に遭ったのは、皆さまご存じの通りである。
だから、「うがい液を目に入れる」方がいらっしゃっても、
いいのかもしれない。
薬局さんか、
あるいは製薬会社さんが間違っているかもしれないのだ。
そこで、
「アズノールうがい液4%」に添付されていた説明書を読んでみた。
けれど、
「口の中や喉の炎症を抑えます」
「1回押し切り、
または5~7滴を100ミリリットルの水で薄めてうがいしてください」
「誤って飲んでも大丈夫です」
くらいしか分からず、
「目に入れてもよいかどうか」は、
インターネットでもなかなか検索できない。
検索エンジンであちこち回って、
「アズノールうがい液」の主成分は、
「アズレンスルホン酸ナトリウム水和物」というもの、
だとは分かった。
けれど、それが何なのかは、もちろん知らない。
無知すぎるのか、好奇心が足りないのか、自分。
あー、ややこしい。
ただ、今のところ、
「それが常識かどうかは断言しかねる」けれど、
自分のなかでは、
「アズレンスルホン酸ナトリウム水和物」は「目には入れない方がいい」、
という論理(ロジック)だけは組み上がったようだ。
ようやく、ひと息ついた。
自慢の三菱電機ルームエアコン・霧ケ峰の出番。
今夜の設定は、冷房控え目。
さ、うがいして、寝よ!
皆さま、おやすみなさい。
目には入れないように気をつけます。(^_-)-☆