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やっぱり海が好き!

プロとは? できるスタイリストは、膝でヘアーをカットする

こんにちは、halukaです。

 

そろそろ夏本番。

季節に合わせてカラーと髪形を整えたくなって、

顔馴染みの美容師さんのお店へ。

 

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美容師さんの最難のテクニックは、

お客の要望に沿いながら、

「その方に、より似合うように髪を切る」。

つまりカッティングに尽きると言っていい。

 

もちろん、その技術に沿って、

シャンプー、パーマ、ブロー…と、

スタイリストとして磨くべき技は、尽きることがない。

けれど、その肝心かなめの

「お客さまのヘアーカット」に行き着く道は、

決して平らではない。

 

スタイリストの道に進むには、

一般的には、美容専門学校に2年間ほど通う。

(もちろん、他にも道はあります)

そこでの″授業″で、ひと通り、

法規や衛生管理などの知識と必要な技術を身に付ける。

無事に卒業して、国家試験を受け、美容室に″入社″する。

ここまでは、おおよそ順調。

 

けれども、スタイリストとして向かう道をさえぎる壁は、

その入社後、突如、目の前に立ちはだかる。

「さて、いよいよだ」と気構えは出来ているのに、

お客のヘアーをカットさせてはもらえない。

カットさせてもらえないどころか、触らせてももらえない。

即、お店の評判にかかわるからだ。

 

「一日中、タオルをたたんでました」。

今では一流のスタイリストさんが、そう言う。

 

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「1年か2年勤めて、お客さまの髪に触れるのは、

先輩スタイリストのヘルプで付いたお客さまのブローか、シャンプー」。

「ひたすら、シャンプー、シャンプー、シャンプーです」。

穏やかな笑顔で、そう話す。

 

新人の美容師さんが手荒れに悩むのもこの頃。

スタイリストとしての下積み。

この間、その道から離れていく新人さんも少なくはない、という。

 

勤めているお店の閉店後は、

マネキン相手にカットのトレーニング。

マネキンに繕われる髪は、

人工100パーセントから、

人毛100パーセントまでとりどり。

 

練習用とは言え、お値段もぴんからきりまである。

できるスタイリストさんはここで、

膝(ひざ)の使い方を身に付ける。

 

お客(ここではマネキン)の髪をカットする際、

そのカットバランスを見るために自分の視線を上下することになる。

その際、ねこ背になってしまうか、

背筋を伸ばし、膝の曲げ伸ばしで視線を上下できるか。

カットしていただいているお客としての目線では、

背筋が伸びたスタイリストさんが、なにげに断然スマート。

 

さらに、肝心なのは肘(ひじ)。

「指先が器用なんですね、とよく言われるんですけど…」。

また、笑顔だ。

 

実は、カッティングに優れたスタイリストさんは、

「肘の角度」でカットの角度を調整している。

つまり、肘からハサミの先までが、くにゃくにゃと動じない。

その技術が、隙(すき)のないシルエットを生む。

 

美容室で、

スタイリストさんの腰下が目に入る機会は案外少ない。

自分が映っている目の前の鏡に、

 

スタイリストさんの腰下はなかなか映らないからだ。

代わりに、スタイリストさんとの会話を楽しみながら、

鏡に映る、その背筋を目にすることはできる。

プロの優れたテクニックはいつも、

見えない所に隠された、磨き抜かれた基礎力に支えられている。