こんにちは。halukaです。
週末ですね。
ゆっくり出来る時間が取れた日、皆さんどう過ごされますか。
出掛けるにしても「海」「山」「川」…好きな場所がおありだと思います。
今日は梅雨の晴れ間に恵まれて、久しぶりに「森」に向かいました。
リフレッシュに森林浴をという思いつきです。
日頃は海を目指すことが多いのですが、今日はあいにく波が荒れている模様。
サーフィンを楽しむにはいささか不向きだったので、
近場の森に向かってみました。フィトンチッド効果に期待です。
森といっても、自然休養林のような比較的整備された森林公園ではなく、
海辺からそう離れてもいない普通の山林です。(笑)
それでも、ペットボトルのソーダ水を片手にしばらく木陰に座り込んでいると、
頭の隅にこびりついていた日常の煩わしさがすっと消える感じがしました。
森林浴には、さまざまな効果があります。
樹木が醸す芳香「フィトンチッド」や、森林が奏でる独特の静けさが、
神経の昂り(たかぶり)を抑えて気持ちをリラックスさせたり、
ストレスを忘れさせたり、柔らかな緑が目を休めてくれたりすると言います。
仕事や買い物で普段、街歩きをしていても、道沿いに枝葉を並べる街路樹の木陰で
ホッと一息、という感覚に浸る事はありませんか。
街路樹は、英語でもstreet trees と複数形で呼ぶようで、大抵は、1本だけ
ということはなく、等間隔で街路を飾るように木々が植えられ、目に映る景観
としても、人の感覚を癒してくれるものです。
以前、街路樹の話をブログで書いた際に、コメントでベルリン(ドイツ)
のウンター・デン・リンデンという並木道を教えていただいた事があります。
「木々」という言葉からの連想ゲーム。
街路樹、並木道、散歩、森林浴、樹木、緑、静けさ…。
頭に浮かぶ言葉を並べただけでも、気持ちが癒されてきます。
その場に一瞬、立ち止まってみると、 汗ばんでいた肌がすっと乾く感覚。
街路樹なら、無機質なアスファルトやコンクリートに涼を呼ぶ枝葉の影。
梅雨の時季はもう少し続きそうですが、登山やハイキングがお好きな方には、
きっとこれからが楽しみな季節でしょう。
そこまで本格派ではないなあ、という方も少しの空き時間があれば、
普段着で散歩でも楽しみながら、近くの木陰を探して、少しの間でも腰を
下ろしてみてはいかがでしょうか。
張りつめた心身をそっと和らげてくれる空間がそこにあるかもしれません。
意外と身近に。

Nutrient Library-18 フィトンチッドの秘密
- 作者: インタビュー:近畿大学工学部学部長野村正人工学博士栄養書庫編集部(著)
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