ベトナム戦争が泥沼化していた1971年。
反戦運動が盛り上がりを見せていた。
そんななか、米国防総省(ペンタゴン)は、ベトナム戦争について、
その経緯や現状を巡り、客観的に調査・分析した文書「ペンタゴン・ペーパーズ」を作成した。
その存在を米紙「ニューヨーク・タイムズ」がスクープする。
ライバル社である「ワシントン・ポスト」紙の発行人、
キャサリン・グラハムと編集主幹のベン・ブラッドリー、
そしてその部下の記者たちは、
残りの文書を独自に入手し、全容を公表しようとする。
記事を差し止めようとしていた。
事は、訴訟にまで及ぶ…
監督は、スティーブン・スピルバーグ。
脚本を「スポットライト 世紀のスクープ」で、
音楽は、ジョン・ウイリアムズ。
実在の人物をモデルに、
都合の悪い事実をひた隠しにする政府に対し、
一歩も引かない姿勢で挑んだジャーナリストたちを描くことで、
ジャーナリズムの在り方を描いている。
「大統領の陰謀」に並ぶ名作。
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