こんにちは、halukaです。
アメリカでこのところ、
「ウオーク&トーク・ミーティング」
という手法が広まっているのだとか。
「座りすぎは、喫煙と同じくらい体に悪い」
と言いますが、
会議室やカフェでじっと座って、
話し合うのをやめて、
ウオーキング(散歩)をしながら、
会議や打ち合わせを進める、というもので、
アップルの創業者・故スティーブ・ジョブズ氏が好んだ、
といいます。
従来、事務的な会議や仕事は、部屋の中で、
周囲の雑音をさえぎって進めるのが、
効率のよい方法だと考えられてきていました。
けれども、現代社会では、
そうした価値観が、
少しずつ変わってきているのかもしれませんね。
【写真AC】
たとえば、柔らかな景色や
穏やかな人の流れを見ながら会議をすると、
室内では生まれないような、
新しい発想を生むのかもしれません。
歩くことは、脳の活性化にもなるので、
″幸せホルモン″ と呼ばれる神経伝達物質
「セロトニン」の分泌が、
ウオーキングで促されるとも言われています。
セロトニンは、
イライラや、不安感を緩和して、
気持ちを落ち着かせるだけではなく、
脳内で、
「記憶」や「学習」に関する働きをする、
「海馬」にも影響を及ぼします。
そう考えると、″散歩会議″ は、確かに、
従来なかった、
「新しい何か」を生み出すのかもしれません。
まるで、スティーブ・ジョブズ氏のように。