パーソナル・コンピューター(パソコン)の生みの親。
56歳の若さで世を去った米・アップルの創業者スティーブ・ジョブズ氏。
その人物像をダニー・ボイル監督が、
ウォルター・アイザックソンの原作、
アーロン・ソーキンの脚本で映像にした。
伝記モノにありがちな個人崇拝は、そこにはなく、
スティーブ・ジョブズ氏を美化もせず、
影の部分もさらけ出してみせた。
ネクスト。
アイマック。
3度の制作発表の舞台裏を出演者に語らせ、
スティーブ・ジョブズ氏の ″変人ぶり″ を浮き彫りにしている。
スティーブ・ジョブズ氏を「神」とあがめたい方々は、
かすかな、いらつきをお感じになるかもしれない。
華々しい成功の舞台には、あまり時間をさかず、
舞台裏での、別れた妻との激しい罵り(ののしり)合いや、
娘リサとの確執と和解も。
スティーブ・ジョブズ氏を演じたのは、
世紀のカリスマ経営者を演じ、
アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。
信頼する部下であり、友人でもあるジョアンナを演じた、
同じくアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。
スティーブ・ジョブズ氏の発明なくして、
現代社会で広く使用されているアイフォーンはなかったかもしれない。
スティーブ・ジョブズ氏の伝記は、続く。
- 作者: カーマイン・ガロ,外村仁解説,井口耕二
- 出版社/メーカー: 日経BP社
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