こんにちは、halukaです。
前回に引き続き、
お願いしておいた予約を頼りに、療術院に向かった。
仕事前の合間を縫っての憩(いこ)いの時間。
「あれから肩の具合はどうですか?」と施術師さん。
「ぽきぽきと音を鳴らしながら、
肩がぐるぐる回ります。びっくりです」。
「少し緩んだんでしょうね。先日はぎちぎちでしたもの」。
施術師さんは笑ってる。
施術を受けながら尋ねて、
「筋膜」のことが前回より少し分かってきた。
【イラストAC】
まず、筋膜の仕組み。
筋膜は、筋肉を包み込む膜。
いわば、筋肉のカバー。
筋肉を正しい形、正しい位置に留める働きをする。
「筋肉がまとっているボディスーツ」とも言う。
その筋膜に異常が起こると、
筋肉が動きにくくなり、「重だるさ」を引き起こす。
さらには、痛みやむくみも引き起こす。
筋膜は、コラーゲン繊維とエラスチン繊維でできていて、
正しくない姿勢や偏った動作を続けていると、
この筋膜がよじれる。
筋膜のよじれで、
正しい形と位置を維持できなくなった筋肉は、
本来の力を発揮できなくなる、というのだ。
筋膜はまた、
「基質」と呼ばれる水溶液の中にあるらしい。
筋膜のゆがみ、癒着が始まると、
その基質がゲル状のねばねばになって、
中を走る神経やリンパ、血管の働きも鈍る。
これが、凝りや張り、しびれの原因の一つになる。
早い話、筋膜の異常をほうっておくと、
筋肉が正しい形や位置を保てなくなって、
「筋膜の異常」に引きずられるように、
「筋肉の異常」が起こる、ということだった。
「シップ薬を貼っていても、
なかなか治らないでしょ」。
施術師さんの言葉に妙な説得力があった。
【写真AC】
今日、17歳の男子高校生がやってきたらしい。
訴えは「肩がひたすら重いんです」。
聞くと、スマホを片手に寝転がって、
延々、ゲームを楽しんでいるらしかった。
「まるで、50歳のおじさんの肩ですよ。
少し運動してくださいって、言ってあげたの」って施術師さん。
なるほど。「
ほどほど」が大事なのかも。
カラダにとって一番いいのは、
「不調がない健康な状態」。
ちょっと良くないのが、
「病気じゃないけど、不調がある状態」だと教わった。
考えてみると、
病気を完全に予防することはかなり難しい。
病気の原因は生活習慣だけじゃなく、
ウイルスや菌のような外的要因もあるんだから、無理もない。
ストレスとボディケアについても、少し尋ねた。
重力。生活習慣。けがや病気。精神的な負担。
置かれた立場によって、
ストレスの原因はみんなさまざま。
もちろん、
健康のためにはある程度のストレスは必要だ、
とも言うけれど、やっぱり、程度によりますよね。
カラダの定期的なケアの大切さをひしひしと感じている。
「この肩甲骨(けんこうこつ)は、
まだ2、3回かかりますよ」って、
施術師さんは笑ってた。
重症だなあ。
サーフィンも楽しんで、
カラダ、もっと動かさなきゃ。
けど実は、腰にも張りが。
いつ、言い出せばいいんだろう…(^_-)-☆
ちなみに今日も、寝落ち、しました。