毎月29日は、2(に)9(く)の語呂合わせから、
「肉の日」らしいと聞いて、ひと足先に、ひたすらお肉をいただいてみた。
まずは、寿司ネタが「肉」という、「肉寿司」。
特上赤身握り。
しもふり握り。
馬カルビ握り。
フタエゴ握り。
タテガミ握り。
ローストビーフ握り。
6種12貫をいただく。
もう、憎たらしいほどの肉握り尽くし、である。
さすがに「食欲の秋」。
どんどん、どんどん、いくらでも胃袋に入っていく。
″詰まる″ということを知らない。
″もういい″ということを、まだまだ知らない。
そこで、口直しに、国産高級和牛ステーキ。
肉寿司ばかり食べていて、お野菜を摂っていなかったのを、
今さらながらに思い出し、気持ちばかりのお野菜も。
けれども、お野菜は、ほんとうに気持ちばかり。
今夜のメインは、「お肉」である。
(「肉の日」を控えていますし、食欲の秋、ですからね!)
じゅくじゅくと、その音が聞こえる気がするほどに、
身もだえしたくなるほどに、染み出る赤い肉汁がたまらない。
興奮を呼ぶ、あるいは目を覚まさせる何かしらの脳内物質が、
じゅくじゅくと、身もだえしたくなるほどに、
音を立てながら放出されている気がする。
お皿が置かれたテーブルから漂う香りも一級品。
さすが、国産高級和牛。
「2月」の「肉(29)の日」は、どうなるのだろうか、
などと考えても仕方がないことは、もう考える気にならない。
赤い色をしたワインをいただきながら、厳かに食する。
料理人さんに感謝である。
さて、肉寿司と国産高級和牛で、少しお腹が落ち着いた。
締めは…その通りでございます。
「ホルモン焼き」!
さすがに、2人前も3人前もは、お腹に入りません。
豚ホルモン、ミノ、ゼンマイと、1人前をお願いする。
今度は、ほんものの音。
ジュー、ジュジュッと、豚ホルモンから脂が炭火に焼け落ちる。
お野菜をお願いするのをまた、忘れましたが、もう構いません。
ホルモンから滴り(したたり)、炭火に落ちた脂の焼ける音が、
読経のようにも、子守り歌のようにも、
Acid Black Cherry の「so…good night」のようにも聞こえ、
″満足✖1000″のような状態になってしまいました。
もういい、もういいでしょう、今夜は。
ビールも随分、いただきました。
おいしゅうございました。
今夜のまとめ。
「やるからには、万事、徹底すべし!」(^_-)-☆