halukaブログ

やっぱり海が好き!

6月10日は「時の記念日」。時間を大切に

こんにちは、halukaです。

 

「ほほ笑みの国」と呼ばれる、

タイ王国プーケットを旅した時のこと。

 

アンダマン海に夕日が沈み切る時刻になると、

打ち寄せる潮騒に誘われるかのように、

海沿いのバーやレストランからオレンジ色の明かりが漏れ始め、

冷め切らない南の島の夜風に吹かれながら、

一人浜辺を歩いた記憶があります。

 

旅情でしょうか。

「ゆったりとした時の流れ」を感じました。

けれども、それは、感覚の問題です。

過ぎゆく時間の流れに「速い」も「遅い」もありません。

 

一般社団法人・日本時計協会(JCWA)のホームページに

時の記念日」の由来が紹介されていました。

以下、引用です。

1920年大正9年)に当時の「生活改善同盟」による

日常生活を合理的にしようとの提唱を受けて、

6月10日を「時の記念日」にすることが制定されました。

 

西暦671年に天智天皇が唐から伝えられたという

漏刻(ろうこく、水時計)を建造し、

その漏刻で「時の奏」(太鼓や鐘を打って時を知らせる)を行った。

時の記念日は、

この日が現在の太陽暦に直すと6月10日だった

という故事に基づいています。

 

広辞苑(第六版・岩波書店)で

時の記念日」を探してみると、

「六月一〇日。一九二〇年(大正九)に始まる。

六七一年四月二五日(太陽暦六月一〇日)

漏刻を新設し時を知らせたのに基づく」

と解説がありました。

 

カレンダーにもなかなか載ったりはしていない、

祝日でも何でもない「一日」ですが、

随分と以前からうたわれている記念日の一つのようです。

 

時間の使い方にまつわる書籍は多く出版されていますし、

日常生活や学校生活、ビジネスシーンでは、

時間軸で準備や思考の切り替えを求められる場面も少なくありません。

 

よく知られた言葉。

「時は金なり」と言いますが、

人生で大切にしなければならない概念の一つが

「時間」なのではないでしょうか。

「時間」を自分に投資する、

あるいは、

家族のために使う。

 

その手法には千差万別あるでしょうが、

将来に向けて有効に使ってこそ、

その価値が上がるものでしょう。

 

夕焼けは一日の終わりを知らせますが、

それは、

夜の始まりを知らせている、

と言い換えることもできるでしょう。

 

「時」をどう捉えるか。

それは自分次第です。

 

「月日に関守(せきもり)なし」は、

月日の流れを遮ることは誰にもできない、

という意味のことわざです。

 

時間を有効に使うこつの一つは、

仕事であれ、学びであれ、

締め切りの時間、終わりの時間を決めておくことです。

 

皆さま、ぜひ、有意義な時をお過ごしください。