こんにちは、halukaです。
階段を上る。
そのBarはエレベーターのないビルの2階。
ブルース。
ゴスペル。
R&B。
洋楽が似合う。
カウンターの奥に色あせたレジスターが1台。
元気に現役。
壁ぎわのかすかなオレンジ色の光をつかまえて、金色の光沢を放つ。
レジスターの優しい反射が、止まり木をながめてる。
オーナーの好みなんだ、きっと。
グラスをなぜるメロディーは、
その年代物のレジスターを置いてきぼりにしない。
酒棚に高い値段のアルコールはない。
なじみのウイスキーから、ポピュラーなカクテルのリキュールまで。
そのカウンターで、
いつも好みのウイスキーをお願いする。
「うすい水割りを」
何杯おかわりしても2500円。
でもそれじゃ、少し悪い気がして。
「もしよかったら…」
オーナーに1杯だけごちそうする。
それでもお代は、ほんのちょっと。
今夜のBGMは、Lauryn Hill(ローリン・ヒル)。
重厚なハイトーン。
ずいぶん前に映画「SISTER ACT 2」(天使にラブソングを2)を観た。
「Oh Happy Day」!
「Joyful Joyful」!
オーナーがたまに話し相手になってくれて、
あっという間に夜がふける。
もう帰らなきゃ。
けど、Alicia Keys(アリシア・キーズ)が聞きたくなってる。
Lauryn の歌声のせいかな。
えーっと。
おかわり!