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やっぱり海が好き!

星に願いを!7月7日は七夕。JAXA惑星探査機「はやぶさ2」は小惑星「リュウグウ」へ!

こんにちは、halukaです。

 

七夕(たなばた)が今年も近づきました。

7月7日の夜、

願い事を書いた短冊や飾りを笹(ささ)の葉に吊るし、

天に願う。「どうぞ、お願いします」と。

今年の七夕は土曜日なので、

あちらこちらで催されるお祭りもにぎわうことだろう。

浴衣姿も多いことだろうから、空模様にも期待したい。

 

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そのころ、宇宙の彼方では…

日本から打ち上げられた,

惑星探査機「はやぶさ2(Hayabusa2)」が、

新しい挑戦に臨む準備を進めている。

 

宇宙航空研究開発機構JAXA)の惑星探査機「はやぶさ2」は、

6月末、

地球から約3億キロ離れた小惑星

リュウグウ(Ryugu)」近くに到達した。

 

はやぶさ2」は、3年半の間、

太陽の周りを回りながら「リュウグウ」を目指していた。

さぞかし寂しい、一人旅だったに違いない。

 

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   【写真AC】

 

太陽の周りを回っていたので、

リュウグウ」近くに到達するまでの総飛行距離は、

32億キロに達しているという。

3億キロ、32億キロ…

なんだか、すごすぎて、

頭の中に具体的なイメージが湧かない。

 

太陽系の成り立ちや、

生命の起源の手掛かりに迫れるか、

大きな期待が懸かっている。

 

あまりの距離に具体的なイメージは湧かないが、

宇宙の謎の解明に、わくわく感だけは湧いてくる。

地球から3億キロの彼方にいる、その「はやぶさ2」は、

小惑星「りゅうぐう」のそばに、

これから1年半とどまって、観測を本格化させる。

 

その上で、秋ごろ、「リュウグウ」に着陸し、

岩石の採取に挑む。

 

成功すれば、

2010年に世界で初めて、小惑星の岩石を地球に持ち帰った、

初代「はやぶさ」に続く成果。

日本が世界に先行する小惑星探査だ。

 

はやぶさ2」は、その初号機「はやぶさ」の後継機。

先代機から改良されたエンジンをはじめ、

岩石を採取する仕組みなど、

さまざまな改良が加わっている。

 

「りゅうぐう」の岩石は、その表面と地下からも採取する。

そのための目玉機能の一つが衝突装置。

「りゅうぐう」の高度約500メートルから、

爆薬と重さ2キロの銅板が入った装置を放出。

爆発で球状になった銅を表面にぶつけて、

直径2メートル、深さ50センチの人工のクレーターを作る。

 

その際、「はやぶさ2」は、爆発に巻き込まれないよう、

小惑星リュウグウ」の裏側に回り込む作戦だ。

 

3億キロの彼方で、そんな技を使いこなすとは。

採取には「サンプラーホーン」という装置が使われ、

舞い上がった岩石の破片などを捉える。

 

小惑星の地下は、放射線など宇宙からの影響を受けにくく、

46憶年前に太陽系ができた頃から変質していない物質がある、

と期待されているという。

 

46億年前…

昔すぎる…

また、想像がつかなくなった。

ただ、ただ、すごい。

 

順調なら、「はやぶさ2」は、

2020年末ごろ、

「りゅうぐう」の岩石を胸に地球に帰還する予定だ。

星に願いを。

小惑星に夢、多かれ!