こんにちは、halukaです。
夕方、
買い物に寄ったスーパーマーケットのレジ脇で、
家庭用の「花火セット」が、
半値ほどで売り出されていました。
季節の移り目、ですね。
サーフトリップ先で、
いつもの朝食後なら、
サーフボードを抱えて、
そのまま海辺に向かうところ。
数日続けてみると、時には軽い疲労感を覚える事も。
そんな朝は、サーフボードは部屋に置いたまま、
ゲストハウスのエントランスを出て、
ふらりと、海辺とは逆の方向を向きながら、
見知らぬ街の路地裏を歩いてみたりもします。
ビーチサンダルで、てくてく。
オンシーズンの南の島。
午前のまだ早い時間でも、
日差しが強まって、
アスファルトからの照り返しも感じます。
音もなく、声もなく、
風もなく、太陽だけが照り付ける。
そんな路地。
歩いてみない事には、
その先の景色は、知り得ぬままです。
ポケットには、
せめて飲み物が買えるだけのお金を持って、
あてもなく、歩いてみます。
そんな時間も、非日常が味わえて、
気がついたら、小1時間。
何軒か通りすがった先の小売り屋さんで、
ミネラルウオーターを買い、
来た道を振り返ると、
「あれ、どっちから、来たっけ?」。
日常、暮らしている街と違った街には、違った街。
見知らぬ街には、見知らぬ街の魅力があります。
夕闇が映える街も好きです。
暑さを避けて、夕暮れの頃。
丘に登ると、眼下にネオンの煌めき。
ネオンの煌めきくらいは、見慣れているはずなのに、
旅先では、また違った夕景に見えます。
旅情、でしょうか。
旅先での時の過ごし方は、自分次第。
あらかじめ用意したルートと時間をたどるも良し。
いささか、行き当たりばったりで、
その日の気分に合わせて動くも良し。
サーフトリップなら、後者も悪くありません。
波を楽しんだ後は、
その街で食事を楽しみ、
その街の風景を思い出に刻む。
時間が許すのなら、
そんな過ごし方も記憶に残るものです。
通い慣れたポイントをちょっと離れて、
見知らぬ波質に出合うのは、
サーフィンの一番の楽しさです。
サーフィンにトライして、
足繁く海に通い、
パドリングとテイクオフ、
スタンドアップが身に付いたら、
気になる海まで、
サーフトリップに出掛けてみませんか。
知らない風が吹く街に。