halukaブログ

やっぱり海が好き!

秋のサーフ物語。雨季のプーケット島と小粋なレンタルショップ。

こんにちは、halukaです。

 

5月から10月ごろまでの

雨季のタイ・プーケット島。

 

雨粒が激しく地面を叩くスコールがやんで、

晴れ間が広がったら、

ゲストハウスで借りているバイクにまたがって、

さっそく、カタ・ビーチへ。

2輪で走る事、数分。

 

決められた駐輪スペースにバイクをとめて、

ビーチを歩くと、

ヤシの木が茂る浜辺の木陰に、

洒落た木製の置き看板。

 

周囲を太いロープで飾った、

横幅2メートルはありそうな分厚い板に、

手描きの丸っこいアルファベットで、

「SURF:SHOP」の案内。

NSPのサーフボードを置いているようで、

看板の頭に「NSP」の描き込みも。

 

日本では、なかなかお目にかかれない光景。

どうみても、

サーフボードのレンタルショップです。

こんな小粋な看板を見つけたら、

立ち寄らない訳には、いきません。

 

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砂浜に打ち込んだ鉄棒の立て掛けに、

10枚ほど、

ロングボードとショートボードが並んでいます。

 

ラッシュガード姿のこちらを見つけて、

ショップの兄さんがにっこり。

 

海を見ると、

波はそこそこ上がっています。

 

「ボードを借りたい」と相談すると、

「サイズは?」と、真顔。

 

ショートボードを選んで、

2時間分の料金をあらかじめ払い、

テント下のテーブルに置かれた大学ノートに、

泊まっているゲストハウスと、

自分の名前を記入します。

 

乗ってきたバイクのキーと、

ヘルメットを預かってもらい、

ボードを抱えて、

さっそく、南の島の波間へ。

 

いいんです、この瞬間が。

 

雨季とは言っても、

雲が去ると、日差しはさすがに強く、

たちまち、肌が焼けてきます。

 

そうこうしながら、

何本の波に乗ったでしょうか。

小1時間…

 

いつの間にか、と言いますか、

気がつくと、空模様は暗転。

 

耳元で弾けるほどの雨音で、

再び、スコールです。

 

少しの間、耐えてみましたが、

顔を叩く雨粒に音を上げて、

ショップの兄さんの元へ。

 

「今日は、帰るよ。終わりにする」

 

「おうおう、分かった。

けど、おまえ、まだあと1時間分、残ってるぞ」

 

そうは言われても、空を見上げると、

文字通りの暗雲。

 

「明日、また来るからディスカウントしてくれ」と、

お願いすると、兄さんもにっこり。

 

受け取ったヘルメットの中は、

たまった雨で、びしょ濡れでした。

 

まあ、どうせ、全身びしょ濡れなのですが、

ゲストハウスの姉さんにヘルメット返す時、

なんて言おうかな。(^_-)-☆