こんにちは、halukaです。
残り5分。
執念のラストプレーで、4トライ目を奪取。
何を書こうとしているのか、
皆さま、もうお分かりの通りです。
ラグビーワールドカップ日本代表は10月5日、
1次リーグA組第3戦で、サモア代表を
38-19のダブルスコアで破り、
開幕以来、無傷の3連勝。
勝ち点を14まで伸ばして、
混戦模様のA組のなか、
史上初の決勝トーナメント進出に向け、
大きく前進しました。
日本代表のスローガン「ONE TEAM」の見事な結実。
スタジアムに轟いた、
地響きのような「押せ、押せ」の声を引き連れて、
日本のスクラムがじりっ、じりっと、前へ。
試合終了のホイッスルとともに、
1次リーグ突破のために日本が、ぜひとも欲しかった、
1ゲーム最大の勝ち点5をもぎ取ってみせてくれました。
感じたのは、
「ひるまず、諦めず、一歩一歩、
前へ押し進む一塊の強烈な意志」でした。
ゲーム後半は、日本の猛攻。
怒涛のトライラッシュ劇でした。
殊に、サモアに信じ難いミスが出た、終了間際。
プレーが途切れたら、
日本はボーナスポイントが取れないまま、
ノーサイドの場面。
「ノットストレート」。
優勝候補の強豪アイルランドの壁さえ耐えて押し込んだ、
日本の強靭なスクラムに名実ともに押されたのでしょうか。
「気持ちで押されると、斜めに入る」と言われる、
スクラムのボール入れ。
サモアのボールが斜めに入る反則で、
攻撃権をつかんだのは、日本。
まさに、ラストスクラムでした。
日本はまた、じりっと、ひと押しして、左に展開。
最後は、「もぎ取った」としか言いようのない、
見事な4トライ目で、ボーナスポイント1を獲得しました。
【写真AC】
日本は、10月13日、
スコットランドと対戦します。
スコットランド相手に勝つか、引き分ければ、
史上初の8強入りが決まります。
負けても、トライ数や点差次第で、可能性は、
もちろん残ります。
10月4日現在で、
世界ランキング8位の日本と、
世界ランキング9位のスコットランドの
1次リーグ最終戦。
激闘は、もう目に見えている気さえいたします。
勝ち点差で夢を逃した4年前の日本とは、もう違います。
日本の強さは、すでに本物です。
A組首位に再浮上した日本代表。
「ONE TEAM」。
ぜひ、もう一度、見せてほしい。
そんな気持ちで応援しています。
ゲインラインを切れ!