halukaブログ

やっぱり海が好き!

序盤戦を制する者はゲーム全部を制する。愛おしきチェス・レイモンドカップの教え、その⑦。

こんにちは、halukaです。

 

空模様は秋模様。

そんな日常が続いています。

 

さて、私事。

なんとかして、少しでも対等な戦いを挑もうと奮闘中の

チェス・2019 第1回レイモンドカップからのご報告です。

 

暫定チャンピオンを名乗り、

最近、目立って、

日本語が上達してきた、馴染みのバーテンダー

ミスター・ニューヨークから先ごろ、

ひと言の託けをいただきました。

 

「おいらは着々とチェスの練習を重ねてるぜ。

そっちの調子はどうだ?」。

 

「おいおい、なんて事やってんだ !?

練習なんかするんじゃない。

仕事が終わったら、さっさと寝るんだ。

練習は、こっちがする」。

 

「いや、そんな考えは正しくない。

おいらはぜひとも、

レイモンドカップ初代チャンピオンの座、

を手に入れなければならない。

だから、練習が必要だ」。

 

皆さま、これはいったい、どういう事でしょうか。

 

チェスの元全日本チャンピオンにして、

スペイン語教員でラテンアメリカ現代社会研究者である、

渡辺 暁(わたなべ・あきら)氏の名著、

「ここからはじめるチェス Chess」を手元に置き、

「きゃさりん!」と言う名の勝利の女神

(正しくはキャスリング!)

について学んだり、

 

ポーン(歩兵)が、

相手陣地の最終ラインに到達するや否や、

「プロモーション!(昇格)」とほくそ笑みつつ、

いったんは、盤上から消えたはずの、

クイーン(将棋の飛車と角が合体したような強烈な駒)や、

ルック(将棋のほぼ飛車)や、

ビショップ(将棋のほぼ角)や、

ナイト(将棋のほぼ桂馬)にいきなり変身する、

西洋式「七変化の術」を前に、

ひるむ事なく、

私なりに懸命に戦いに挑んでいると申しますのに、

ミスター・NYは、それでも気を緩めず、

ますます腕を磨いている様子です。

 

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私とミスター・NYのこれまでの戦いぶりを振り返りますと、

「序盤戦を制した者は、そのまま中盤戦を制し、

中盤戦を制した者は、当然のように終盤戦も制する」という、

まったく、絵に描いたような、

「先行逃げ切り」的な「勝利の方程式」が成立しております。

 

日に日に存在感を高めている、

ラグビーワールドカップの日本代表

「ブレイブ・ブロッサムズ」の雄姿とはひどく異なり、

最初にリードを許すと、

もう二度と追いつけない、という、

私のていたらくぶり。

 

いい知恵が浮かびました。

これから、例のバーに赴き、

「引き分けの美学」をミスター・NYに伝授してまいります。

 https://www.halukablue.com/entry/hikiwakenobigaku

 

 目指せ、ドロー(引き分け)!(^_-)-☆

 

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