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やっぱり海が好き!

千載一遇の勝機か。愛おしきチェス・レイモンドカップその⑩「敵将はルイ・ロペスを実は知らなかったぜ」の巻。

こんにちは、halukaです。

 

顔にこそ出しはしませんでしたが(少しは出たかも…)、

驚きました。

青天の霹靂でした。

 

チェスのオープニング(序盤戦)の手堅い戦い方、

「ルイ・ロペス」については、

チェスの元全日本チャンピオン・渡辺 暁(わたなべ・あきら)氏の名著、

「ここからはじめるチェス」を教本として、

つい先日、お送りしたばかりです。 

 

「ルイ・ロペス」。愛おしきチェス・レイモンドカップに学ぶ教訓その⑧はオープニングの定跡。 - halukaブログ

 

定跡「ルイ・ロペス」は、

チェスゲームのオープニングの構えとして、

①センター(チェス盤の中央付近)を抑えにかかる。

②駒を効率よく動かす。

③とにかくキングを手堅く守る。

の3点をテーマに、

世界のトップクラスでもよく指される手として、

ご紹介いたしました。

 

私もようやく、その手順を身に付け、

馴染みのバーでバーテンダーとしてシェーカーを振る、

ミスター・ニューヨークに、

何とか一矢報いようと、トライを重ね、

はね返される度に、

「やっぱり、手がばれているよな…」と意気消沈していました。

 

けれども、

よくよく話を聞いてみますと、

「ところが、どっこい」でございました。

 

ミスター・NYは、なんと、

「 ん!? ルイ・ロペス? 誰、それ?」と、

のたまうではございませんか。

 

そこで、ミスター・NYに高らかに説明申し上げようと、

早速スマートフォンを取り出し、

マイクに向かって「ルイ・ロペス」とつぶやいてはみましたが、

私の発音では、やはり、

「L」と「R」に問題があるのでしょう、

うまく検索にかかりません。

 

そこで、さすが、ネイティブ・スピーカーです。

ミスター・NYが「ルイ・ロペス」と、

スマートフォンのマイクに向かってつぶやくと、

出ました。

スペルも鮮やかに、

「Louie  Lopez」。

 

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ここで、一考。

 

ミスター・NYにしてみれば、

たとえ「 Louie  Lopez」とは知り合いでないとしましても、

私の打つ手など、「常識の範囲」で、

容易に突破してきていたのでしょう。

 

さて、そこで、

前回は、詳しく述べておりませんでしたが、

「ルイ・ロペス」には、

幾つかの変化形と古典定跡なるものが、

渡辺氏の「ここからはじめるチェス」に示されています。

 

そうです。皆さま、もう、お分かりの通りです。

今夜から私に課せられる新たなミッション。

それは、そのまま、

「『ルイ・ロペス』のそのほかの変化を身に付けろ!」、

でございます。

 

この週末、私は、

ラグビーワールドカップ2019日本大会の3位決定戦、

大一番の決勝戦を見逃したくはございません。

 

「攻撃」ではなく「防御」で襲いかかった緑の鉄壁の南アフリカがイングランドの待つラグビーワールドカップ日本大会決勝戦に進出。 - halukaブログ

 

もはや、やるしかございません。

二兎を追い、二兎を捉える。

今週末は、

そんな張り合いに包まれてしまいそうな予感がいたします。

 

そう言えば、ミスター・NY。

「おいおい、俺にもそいつを紹介してくれ」と、

「ルイ・ロペス」に興味津々の様子ではありましたが、

この場をお借りし、謹んでお断わりを申し上げます。

「だれが、教えたりするもんですか」。

 

「優しい心は、いらない。鬼にならなけば、いけない」。

ラグビーワールドカップ日本代表「ブレイブ・ブロッサムズ」の

1次リーグ突破を懸けたスコットランド戦を前にした、

リーチ・マイケル主将のひと言。)

 

ラグビーワールドカップ日本1次リーグ突破の快挙。ピッチを去る者、再び向かう者。共にさらなる栄光あれ。 - halukaブログ

 

お後がよろしいようで。(^_-)-☆

 

ここからはじめるチェス

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