halukaブログ

やっぱり海が好き!

パイプ軍団が再来して我が家のライフラインは史上最強になり、同時に教えられた「来たときよりも美しく」の工事哲学。

こんにちは、halukaです。

 

午前8時半。

いつもの時間です。

「おーはよーございます!」。

「今日もご迷惑をお掛けしますが、

よろしくー、お願いします!」。

気合いのこもった挨拶言葉のあと、 

「ドドドドドン!」、「ガガガガガ!」。

ノリのいい、ロックンロールが近隣に響きます。

 

週末ライフ。「ヘルメットと似合いのワークスと安全靴で完全装備のパイプ軍団がやってきてライフラインがよみがえる」の巻。 - halukaブログ

 

今朝早く、チームワーク抜群のパイプ軍団が、

我が家にやって来ました。

私の住む町では、このところ、

古いガス管を掘り出して、

地震に強い、新しいガス管に入れ替える、

敷設工事が進んでいます。

 

11月11日に、我が家の近隣でも始まった、

その、「地震に強いガス管への入れ替え工事」は、

計画通りのスケジュールで進んでいる様子です。

 

さて、今朝のこと。

「halukaさん、おはようございます。

今日、お庭に入りますから、よろしくお願いします」。

 

我が家の小庭に、

ブルーのラインが入った、白いヘルメットに、

日焼けした笑顔のよく似合う、

パイプ軍団が居並んでいます。

 

心強いったら、ありゃしません。

「よろしく、お願いします!」。

こちらも元気にお返事すると、

さっそく、始まりました。

待ちに待った、枝管の敷設です。

 

ご近所さまと合わせて、

居宅の前を走る道路下に埋もれた、本管の入れ替えは、

先週までに終わった模様です。

次は、その本管から、

各家庭に潜り込む、枝管の入れ替えです。

この枝管工事は、希望制で、費用の自己負担もございます。

けれど、ご近所さまは、こぞってお申し込みになったご様子。

私も例にもれず、「ぜひ、お願いします」と、即決しました。

 

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それから、待つこと、2カ月ほど。

植えこんだ、庭木や季節の花の一部をはねのけて、

深さ1メートルほど掘り下げた土中に、

黄色のカラーリングが施され、

何かの記号が赤文字で記されたガスパイプが、

スススッと、あっという間に埋め込まれ、

居宅の外壁の目立たないコーナーに、

真新しいガスメーターが付き、

夕方には、検知試験も終え、

地震に強いガス管」が、無事、我が家にも届きました。

 我が家への史上最強のガス管敷設、完了です。

 

流れるような作業の中で、目を見張るべきは、その技術の高さ。

どこをどう測り、掘り、パイプリングして、埋めなおせば、

より効率的で、便利で、美観にも耐え、

なにより、どうすれば、より安全か…

 

その複雑な要素をきちんと整理・実行し、

作業の休憩を挟んで、限られた1日8時間以内に、

どう、きちんと終えるか。

 

個々の技術力と責任感、

複数の作業を同時進行で展開し、撤退する、

絶妙のチームワーク。

工事現場からは、どんなビジネスにも絶対に役立つ、

真摯に見習うべき、素晴らしい要素の蓄積が、

いくつも、いくつも見て取れます。

 

感動は、さらに、その後に待っていました。

ガス管の敷設中、近隣に響く工事音。

アスファルトと、その下の土を掘り起こし、

古いガス管を抜き出し、新しいガス管が埋設されていきます。

 

一連の作業中、現場付近には、ほこりが舞い、

こぼれた土塊が、散らばります。

その、ことごとくが、

作業終了と同時に、ほぼ取り除かれ、

数人がほうきで、辺りをはき、

美観を整えていきます。

 「来たときよりも美しく」。

 そんな言葉が浮かびました。

 

路面には、重機とカッターで、アスファルトを切り裂き、

はぎ取った痕跡が、もちろん、あり、

我が家の小庭にも、

猫の額のベランダに続くセメントを切り裂いた爪痕が残りました。

 

けれども、そのどこに、不満が生じる、

などということがあり得るでしょうか。

 

日を待てば、次は、アスファルト軍団がやって来て、

舗装を取り繕いなおしてくださいます。

その時、技術者たちは再び、

ほうきを手にし、その現場をはくことでしょう。

 

ほんとうに、ありがとうございます。

皆さま方の、その芯にある技術力と心意気、

必ず、見習わさせていただきます。