こんにちは、halukaです。
引き続き、波談議にトライします。
うねりの一番上(トップ)が崩れて、
白く泡立った波(スープ)の部分で、サーフボードに腹ばいになって、
「波に押される感覚」を体が覚えてきたら、いよいよテイクオフ。
サーフボードに立ってみましょう。
スタンドアップです。
手順の最初は、波待ちです。
サーフボードにまたがって、波に揺られながら、うねりを待ちます。
やがて、うねりを見つけたら、
そのうねりのピークが、自分の居る辺りにやって来る、
4~5メートル前から、
近づくうねりに合わせてパドリングします。
スタンドアップするには、波に押されることが絶対条件です。
そのために、サーフボードが波のスピードについて行くよう、
パドリングします。
パドリングとは、両腕で海面を漕ぎ、サーフボードを進める事です。
その波のスピードと、
自分のサーフボードのスピードが合うことが、
テイクオフの成功のカギです。
迫って来るうねりにパドリングのタイミングを合わせるには、
まずはトレーニングですが、
パドリングしながら、肩越しに「ちらり」と、後ろを振り返り、
うねりを見て目測で距離を測ることが出来るようになると、
一段とうまくいくようになります。
どうしても波に置いていかれそうな時は、
サーフボードの上で、2、3度バタ足をしてみたり、
頭の重さを使って、
サーフボードがノーズ(先端部分)から、
うねりの斜面を少し、前のめりに流れるように仕向けるなど、
小さなこつはありますが、大切なのは、
うねりとサーフボードが走るタイミングを合わせることです。
(最初は、だれでもそうですが、
前のめりになり過ぎると、頭から海に突っ込んでしまいます。w)
いざ、波と、サーフボードのスピードが合致して、
サーフボードが走ったら、
両手のひらをサーフボードの両端に乗せ、
肘を張ります。
この時、手のひらで、サーフボードの縁(レール)をつかまず、
サーフボードを手のひらで抑えるように、腕を伸ばし、胸を張ります。
腕が伸びたら、両腕の間から、
ひざを胸に引き付ける感覚で、一気に立ちます。
この時、視線は、下を見ず、
自分が進みたい方向に向けます。
最初は、真っすぐな視線で構いません。
テイクオフからスタンドアップできて、
サーフボードが走り始めたら、
やがて、曲がってみたくなるものです。
その際は、視線を大切にしてみてください。
テイクオフで一番大切なのは、
波のパワーゾーンをつかめるかどうか、です。
何度も練習していると、
やがて、波の強弱や厚み、が分かってきます。
パワーゾーンをつかまえたら、
サーフボードのレール(縁)をつかまず、両手で抑えて、
両肘を伸ばし、ひざを引き付けて、一気にスタンドアップ!
サーフィンは、サーフボードに立ってからが、
本格的に楽しいスポーツです。
ぜひ、トライしてみてください。