halukaブログ

やっぱり海が好き!

サーフィン上達には波を知ろう⑧。パワフルな沖のスープでテイクオフ

こんにちは、halukaです。

何だか蒸し暑い日が続きますね。

皆さん、いかが、お過ごしですか。

 

さて、サーフィンは、波に立ってからが、

本格的に楽しいスポーツですと、何度か書きました。

 

前回までで、おおよそ、岸辺近くでのトレーニングを積めましたら、

いよいよ、沖に出てみましょう。

 

ゲットアウト出来たら、

今度は、同じスープ(波が崩れて白く泡立った部分)でも、

沖のスープです。

 

岸辺近くのスープでも、

サーフボードを押す力が十分あることは説明いたしましたが、

そこからさらに沖に漕ぎ出て、スープを待ちます。

 

その日、その日のコンディションにもよりますが、

遠浅のビーチブレイクなら、

波打ち際から30~50メートルほど、パドルして、

沖に出て、うねりを待ってみましょう。

 

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うねりが割れてスープになるポイントがあると思います。

沖のスープは、岸辺近くのスープと比べると、

ことさら、パワーがあります。

そのため、ビギナーでも慌てることなく、

テイクオフのトレーニングを積めます。

 

テイクオフの際は、まず、

みぞおち辺りから、腰骨辺りにかけてのお腹で、

暴れがちになるサーフボードを抑えます。

 

「右ターン」「左ターン」の時と同じく、

視線を進む方向に向けながら、

重心をやや後ろ気味に置きます。

 

沖のスープでは、

岸辺近くのスープに比べ、

サーフボードがさらに一気に加速しますから、

腕を伸ばしたら、ひざをすっと胸に引き寄せ、

スタンドアップを決めます。

 

この際のポイントは、重心を前に置き過ぎないことです。

スープにはパワーがあるので、重心を前に置き過ぎると、

サーフボードごと、海面に突っ込んでしまいます。(w)

 

スタンドアップしたら、

最初は、しゃがみ込んでサーフボードの滑走を安定させ、

サーフボードが「走り始めた」と感じたら、

ここで、前重心に移します。

 

「進む方向に視線を向ける」ことが出来ていれば、

沖のスープからのテイクオフで、

「右ターン」「左ターン」にトライできます。

 

何度かトライしてみると、

「岸辺近くのスープより、沖のスープの方が乗りやすい」と、

感じる方もいるかもしれません。

 

実はその通りで、沖のスープの方がパワーがあるので、

最初に「テイクオフが苦手」と感じた方も、

波に慣れるとともに、

沖の方がテイクオフしやすくなるものです。

 

さらに、沖から乗っていますから、

奥からやってきた次の波につながれば、

思わぬロングライディングも。

 

「サーフボードに立つ」という感覚を体が覚えさえすれば、

スタンドアップ、滑走、ターンと、楽しみが広がります。

パワフルな沖のスープでのテイクオフ。

トライしてみてください。