halukaブログ

やっぱり海が好き!

海辺の清掃「ビーチクリーン」。きれいな海を次世代に。

今週のお題「夏休み」

 

こんにちは、halukaです。

今日は、海洋汚染と海辺の清掃「ビーチクリーン」

について、考えてみました。

 

梅雨もだんだんと明け、

夏休みに入って、仲間や家族で、

海水浴やキャンプ、バーベキューなど、

海辺や山、

川でのレジャーに出掛ける機会も増えそうですね。

 

自然の中で、

胸いっぱいに吸い込む空気はおいしいもの。

澄んだ川、海は、ゆとりと笑顔を運んでくれます。

 

サーフィンを楽しみに海によく通いますが、

海辺に打ち上げられている貝殻や軽石は、

さまざまな色や形をして、

自然の不思議を感じさせてくれます。

 

f:id:halukablue:20190729111554j:plain

 

砂浜に体を横たえて、

ストレッチをしていると目に入る、

そんな自然の光景は、

「あー、今日もやっぱり来て、よかった」と、

そう思わせてくれます。

 

ただ、残念な光景も。

高潮や台風の後などは、

波打ち際にごみが打ち上げられる事も

少なくありません。

 

ごみと、ひと言で言い表しても、

その態様は、千差万別です。

 

なかでも、近年、

国際的にも問題になっているのが、

プラスチックごみ(廃プラ)です。

 

ペットボトル、キャップ類、ビニール袋、

漁網、玩具、ちぎれたロープ、プラスチックの破片、

廃タイヤまで見掛ける事もあります。


f:id:halukablue:20190729111527j:plain

 

サーファーもそうですが、

海辺で見掛ける方の中には、

目に付いたごみを、

拾い歩く姿も少なくありません。

皆、「少しでもきれいに」と考えているのです。

 

行きつけのサーフショップでも、

定期的にある程度の人数が集まって、

ごみ袋を手に、

ビーチを歩きます。

ビーチクリーンに取り組むショップは、

全国にたくさんあります。

 

タバコの吸い殻は、以前より減った印象です。

ただ、弁当の空き箱や、

ジュースの空き缶などに混じって、

浜辺沿いの植え込みや防潮林の中など、

「わざわざ、どうしてこんな所に」と、

頭をかしげたくなるような捨て方をされている、

ペットボトルや、

ビニール袋いっぱいのごみも見掛けます。


f:id:halukablue:20190729111443j:plain

 

どこから流れ着いたのか、

流木や巻き貝の殻などの漂着物は、

海の広大さに思いを広げさせてもくれます。

その中に混じる、ごみ。

 

地球の面積の7割を占める海です。

その海に、山、川、陸から、

プラスチックごみが流れ込んでいます。

 

You Tube(ユーチューブ)など、

手近な動画でも見る事が出来ますが、

ウミガメや大型の魚類、クジラなど海洋哺乳類、海鳥などが、

プラスチックごみに巻き込まれて、

動きが取れなくなっていたり、

飲み込んで、消化、あるいは排泄できないまま、

命を落とすケースも伝えられています。

 

何より、私たちは、

海の産物である魚介を、

おいしい食物として、いただきます。

そこにあるのは、自然の連鎖。

 

元号が令和になって初の「海の日」だった、

7月15日付の日本経済新聞に、

「海には深いワケがある。」というテーマの

全面広告が載っていました。

 

企業数社による共同広告でしたが、

海底資源、海洋プラスチック(廃プラ)問題、

リサイクルの取り組みに触れていました。

 

日本のペットボトル回収率は、

欧米に比べても高い水準にあるそうです。

 

それでも、海に流れ着く、プラスチックごみ。

一人で出来ることは、もちろん限られていますが、

海や川、山に出掛けた時、

もし、そんなごみが目に付いたら、

片手で持てる程度、ポケットに入る程度で、

十分だと思うのですが、持ち帰ってみませんか。

 

きれいな海を次世代に。

 

クジラのおなかからプラスチック

クジラのおなかからプラスチック

 
プラスチックスープの海 北太平洋巨大ごみベルトは警告する

プラスチックスープの海 北太平洋巨大ごみベルトは警告する