こんにちは、halukaです。
新型コロナウイルスの感染予防に向けて、
多くの皆さまがご尽力なさっている最中のことです。
音楽・文化活動やスポーツイベントの多くが、
延期や中止の措置を取っていますが、
個人のレベルで出来ることには気をつけながら、
せめて、気持ちだけでも明るく持ちたいと思います。
どなたにでも、
“お気に入りの場所” というものはあるものです。
喫茶店でも、公園でも、
庭先でも、場合によっては、自宅でも。
“私は、この場所が落ち着くの” とばかりに、
妙に、そこが気に入ってしまう、“お決まり” は、
たとえば、出張で、
ほんの2泊しかしないビジネスホテルの朝食レストランでも、
何故だか、そこに腰掛けてしまうものです。
その位置から見える人影や、
その位置から見える景色や、
その位置から眺める店内…
そんな、なんでもない光景が、
疲れた心や体をほんの少しかもしれませんが、
癒やしてくれたりもします。
【写真AC】
私は、公園なら、噴水の近くが好きです。
「水の音」をどう表現するか、という難題の答えは、
なかなか、人それぞれで違いが出るところですが、
噴水なら、『ジャバジャバ』とか…
『チャポチャポ』じゃあないか…
んー、『ポチャポチャ』…
(>_<)
どうも、うまく当てはまりませんが、
まあ、癒やしのために聴く「水の音」とは、
そう、大音量でない方が、心地よく、
それが公園なら、『シャパシャパ』程度でしょうか。
午後の日差しに恵まれた本日。
少しの休み時間にも恵まれて、
たまに立ち寄る、喫茶店に
のこのこと出掛けて行きました。
いつもなら、迷いもせずに、コーヒーを、
それもアイスをお願いするところですが、
(暖房が効いた喫茶店で冷たいコーヒーをこくこくと飲むのが、
意外と好きでして"(-""-)")
いつも陣取る、窓際のテーブル席では、
先着のカップルさんが、ゆるりとしたコーヒータイム。
そういう場面を遮るほど無粋ではないつもりなので、
そこはすんなり、カウンターの隅の席に腰掛けて、
ふだんとは違って見える店内を眺めながら、
なぜか「カフェオレ、お願いします」と、
オーナーにぽろり。
聞いたオーナーもはっとしたように、
「カフェオレ…?」と、
目を覚ましたばかりの鳩のような目つきになって、
(目を覚ましたばかりの鳩を実際、見た事はないのですが…)
待つ事、数分、
コーヒー豆とミルクの香りをさせたグラスが、
手元に届きました。
【写真AC】
柔らかく漂うその芳香を確かめて、
腰掛けたカウンターで、
口腔に広がるまろやかなそれを味わっていると、
十分にある、と思っていた休憩時間は、あっと言う間。
腰を上げた時には、
さあ、今日も、もう一息…と、
気持ちも少し軽くなって、切り替わってもいて、
たまには、嗜好を変えてみるのもいいものかなと、
お気に入りの場所でのお茶は、また今度と、
楽しみを持ち越したかのようなお得感も手伝って、
お気に入りの喫茶店を後にしたのでした。
いつもと違った景色も、
時には、
いい香りを運んでくれるのかもしれませんね。