こんにちは、halukaです。
「春の渚」と言い聞かせられても、
「『春の渚…』んー、それは、こうだよな」という具合に、
ポーンと、
頭に浮かぶイメージは、なんだかぼやけて、
映像がはっきりしません。
「夏の渚」なら、
天空から照り付ける強い太陽光が、
白い海砂と青い海面を照らして、
その反射光が目にまぶしくて、
頬を赤く焼き、
白い歯がこぼれる笑顔にかき氷…
なんて、
そんなシーンも思い浮かぶもの。
「春の渚」は、ではなぜ、
そんなにも、なんとも言い表しようがないのかと、
そんなことを考えていましたら、
それは、「春」に海を眺める機会が、
「夏」ほど多くはないからではないのかと、
それだから、
「春の渚」のイメージは、
「夏」のそれほどには、
ポーンと、頭に浮かばないのではないのかと、
そんな結論に至りました。
写真集が好きで、
海岸線やサーフィンのイベントの写真など、
書棚に何冊か飾り置きがあります。
そんな中から、久しぶりの1冊を手に取って、
ページをめくってみると、
そこには、
エメラルドグリーンの海や、
大きく弧を描く水平線や、
砂浜に横たわるサーフボードや、
波頭でしぶきを飛ばすサーファーの姿があって、
切り取られた、
そんな一瞬が、
とてもまぶしく目に映ります。
4月も下旬に掛かりますね。
体感気温は、
日を追って暖かくなっているように感じ、
渚にも、きっと、
季節の移ろいが宿っている頃です。
そんな4月の休日の午後、
海辺の光景を写し取った写真集を広げ、
まだ、見たことのない海原、
まだ、見たことのない桟橋、
まだ、見たことのない夕陽、
まだ、見たことのない灯台、
まだ、見たことのない月光…
カメラマンの視線がとらえた、
そんな未知の絶景を味わっていると、
空想ばかりが膨らんで、
そんな場所にいるような、
そんな場所を見たような、
そんな気分に浸れるような、
うららかな心持ちもしてきます。
外出の自粛などが続き、
子どもさんたちの学びの場、遊びの場など、
空間の確保もままならない世情のようです。
せめて空想の世界だけでも、
自由におおらかに、
羽を伸ばしていたいものです。
新型コロナウイルス感染の阻止・防止のため、
「密閉された空間」、
「密集した場所」、
「密接な接触」の
「三密」を避けましょう、
人混みを避けましょうと、
呼び掛けが続いています。
都市部での切迫した医療機関の状況も
ニュースが伝えていました。
医療・福祉、その他のさまざまな分野でご尽力の皆さま、
どうぞ、ご自愛ください。
病床にあって、ご快復を心待ちになさっている方、
そのご家族へ、
心からお見舞いを申し上げます。
新型コロナウイルス禍の一日も早い終息を願っています。