halukaブログ

やっぱり海が好き!

週末ライフ。「青く静かな春の海辺にひとり佇み、寄せては返す波を眺めて過ごす時間はおっとりと過ぎゆく陽気に体もほぐれるサーフィン日和」の巻。

こんにちは、halukaです。

 

新型コロナウイルスの拡大阻止のため、

この週末は都市圏を中心に

不要不急の外出自粛などを呼び掛ける要請が出ています。

 

欧米でも感染が拡大しているとニュースが伝えており、

先行きが見えない不安もありますが、

気持ちを分かち合いながら、

一日も早い終息を願っています。

 

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春の海は、冬の海よりも、少し青く輝いて見えます。

太陽光が、

それだけ強くなっているせいなのかもしれません。

あるいは、

白い砂浜が太陽光を反射して光って見えるので、

その勢いで、海まで輝いて見えるのかもしれません。

 

空が曇ると、当たり前のように、

海の色も灰色を帯びて、

その輝きは、どんよりと暗く沈みます。

 

そういうタイミングで海に入っていると、

サーフィンを楽しもうとする気持ちを維持するには、

自分の中のモチベーションだけが頼りで、

「ああ、曇りか…」と考えてしまうだけで、

なんだか、楽しみが半減してしまうものです。

 

空がからりと晴れ上がって、

風も乾き、

その風が、

陸から海側に向かって吹くオフショアの風ならさらに、

気持ちも盛り上がります。

 

朝の目覚め時には、けだるさが残っていた体に、

軽い朝食を流し込んで、海へ。

 

長そで・長パンツスタイルのフルのウエットスーツに着替え、

海砂にサーフボードを横たえて、

その脇で、ひざを回し、太ももを伸ばし、

腰をひねり、首を回し、

手首や足首を上下左右にくるくると振り、

浜に腰を下ろして、上半身と下半身の柔軟を始める頃、

それまで眠っていた体に、

テンポのいい動きが戻ってきます。

 

背筋や胸筋を大きく反らしていると、

目に映る海景色が上下逆さまになったり、戻ったり。

そうしているうちに、

体中に新しい血液がめぐる感覚がして、

手足の伸びが大きくなったような気持ちになってきます。

 

そうなれば、あとはもう、

いつも、自分の体の左脇に置くサーフボードを抱えて、

寄せては返す、波に向かうだけ。

 

足首だけ浸かった瞬間、

ひざ頭まで浸かった瞬間、

腰まで潮が届いた瞬間、

その時々に海水温を感じながら、

海水で頬を濡らし、髪を濡らし、

その濡れた頬が、柔らかな風を感じます。

 

サーフボードに腹ばいになって、

沖に向かってゲットアウトを始める頃には、

起き抜けのぎこちなかった体の節々はもう、

ゆったりと回るようになっていて、

少し厚めのタルい波を、ぐいっとかき込む感じで、

手のひらで流し、それを二度、三度繰り返して、

サーフボードが波のブレイクに乗ったら、テイクオフ。

 

ぐんと進む、

サーフボードの両脇についた胸の脇辺りの両腕を伸ばして、

進む視線が定まれば、スタンドアップ

 

それまで、海面を眺めていた視界の高さが、

腰辺りから、胸、首辺りまで上がり、

海上から眺める岸辺の景色が一変します。

 

その瞬間のために、わざわざ、

人出のない海まで車を走らせて通っていると、

そう言えなくもない、サーフ紀行。

伸び伸びと好きな場所に出掛けられる日を待っています。