halukaブログ

やっぱり海が好き!

渚のサーフ物語。「海辺の太陽がまぶしく映る季節の到来。小暑を前にライフガードが見守る海辺で海水浴場が海開き」の巻。

こんにちは、halukaです。

 

明日、7月7日は、二十四節気でいう今年の「小暑」。

「この日から暑気(夏の暑さ)に入る」とされる日で、

夏の太陽がまぶしく映る季節の到来です。

 

サーフィンを楽しみに通い慣れた海辺では先週末、

海水浴場の利用が始まる「海開き」のイベントがありました。

 

いよいよ、夏も本番です。

 

海水浴場では、

サーファーがビーチブレイクを楽しむポイントとは別に、

海水浴を楽しむ方々のための “海水浴エリア” が設けられ、

早くも日焼けした笑顔のライフガードの皆さんも準備万端の様子。

 

揃いのTシャツを着て、

にこやかな表情で浜辺を見守っていました。

 

一見、ふだん通りの海開きですが、例年に比べますと、

今年は少々、様変わりした風景も。

 

夏の間、

海水浴を楽しむ皆さんに開放されていた海辺の更衣室などは、

「3密」を避けるため、閉鎖の措置が取られていました。

 

代わりに、

海辺に続く遊歩道に挟まれた芝の植え込み周辺にぽつぽつと、

天井代わりの布地を木製の柱に張ったテントを設営。

通気性などが考慮されて、

「大勢で集まらないようにしましょう」

といった趣旨の立て看板も目にしました。

 

軽食が摂れるフードコート付近には、

手を洗うためのポンプ式の消毒液なども用意され、

新型コロナウイルス感染症の感染予防への配慮がありました。

 

f:id:halukablue:20200705225308j:plain

 

海開き」となった海辺ですが、

時季はまだ、梅雨の真っ最中です。

 

見上げる空は、どんよりとした雲が覆って、

晴天なら、青く輝く海面も “夏の青色” にはなり切れず、

グレイの隠れ蓑をまとったような静かな面持ちで、

波打ち際を飾っていました。

 

サーフボードの表面に

滑り止めのために塗るワックスを求めて立ち寄った、

顔馴染みのサーフショップでも、

感染予防のために

お店のカウンターは、ビニールのカーテン越しの接客です。

 

オーナーとは長い付き合い。

カーテン越しに互いににこっと笑顔を交わして、

店内での滞在時間も、ほんの少し。

 

いろいろと制約のある夏にはなりそうですが、

季節がめぐっているのは、間違いがなさそうなところです。

 

サーフショップで買い求めた

真夏用のサーフ・ワックス「トロピカル」を手に浜辺に戻ると、

時刻は午後5時。

 

ウネリのない凪の海は平穏な表情でした。

その波打ち際に、

軟らかいタッチで近年、人気のサーフボード、

「ソフト・ボード」乗りに挑戦する10歳くらいの子どもさんの姿。

 

傍らは、おそらく、お父さんでしょう。

ソフト・ボードに立つ「スタンドアップ」チャレンジを、

お子さんの腕を支えながら、応援していらっしゃいました。

 

夕凪の時刻。

車の荷台に積んできたショートボードを担ぎ出すには、

ちょっと無理のある小波です。

 

フードコートで手にしたカフェオレを片手に海辺に戻ると、

波打ち際の親子のチャンレンジは続いていました。

 

梅雨が去り、水平線が “夏の青色” に染まる頃、

きっと、

ソフト・ボードに立つお子さんの姿が渚にあることでしょう。