こんにちは、halukaです。
「花冷え」とは、
「桜の咲くころに寒さが戻って冷え込むこと」
今日は、まるでそんな一日。
朝方から、ぐっと下がった気温は、
太陽が高く昇ってからもあまり上がることはなく、
冷えた空気が身を包んでいました。
それでもやはり、季節は移り変わっているようで、
庭先に植え込んでおいた、
アマリリスとチューリップの球根は、
鮮やかな緑色をした茎を伸ばして、
今か今かと、
開花のタイミングを見計らっているようです。
海は、変わらず穏やかで、
ウネリは上がらず、小波が寄せる春の装い。
空には、数羽の鳩が、
羽を広げて舞い上がっていました。
春、まだ浅しか、と見上げる空からは、
真冬の頃に漂っていた、
どんよりとした灰色の雲が去り、
暖かな季節の到来を告げる青が、見え隠れしています。
そうは言っても、
長そで長パンツスタイルの
フルのウエットスーツを着込んで、
サーフボードにまたがるシーズンは、
まだ、もうしばらくは続きます。
冷たい海水に浸かっていると、
自分で思っている以上に体力を消耗するもので、
体温の維持は、
冬の海のスポーツに欠かせません。
手先がかじかんで、
感覚がなくなるというほどの寒さは、
さすがに去りましたが、
海から上がって、
ポリタンクに溜め込んできた温水を頭からかぶると、
体がほどける感覚がする辺り、
わずかな時間でもやはり、
相当に凍えているのだろうと思います。
見渡す限りの青空に恵まれながら、
それでも「花冷え」を感じるということは、
「三寒四温」の時節は過ぎたのかもしれませんが、
暖かな日と、まだ随分と冷え込む日とが、
入り交じっているのかもしれません。
「季節の変わり目だけに体調には…」と、
挨拶言葉を交わすのも、この頃かと。
ご挨拶と言えば、
春は、出会いと別れの季節でもありますね。
進級、進学、就職、転勤…
人それぞれに形は違えど、
その先々で「はじめまして」、「お世話になりました」と、
そんなご挨拶が、たいていは待っているものでしょう。
新しい出会いを心待ちにして、
その準備に心を躍らせている方もいらっしゃることだと思います。
どうぞ、体調に気を付けて、
新たなスタートラインに立ってください。
暖かな春風がきっと、
あなたの背中を押し包むはずです。