こんにちは、halukaです。
さあ、いよいよ冬場も本番のようです。
小庭の先に立てかけてある、
南東を向いた大柄の温度計が正しければ、
今朝の外気温は6℃。
時間は午前5時半。
厚手のセーターを着こんでいても、
ぶるっと身が震える冷え込みでした。
それでも、なにを気にするでもなく、
そそくさと、海行きの準備をする阿呆さに、
我ながら、毎回、毎回、あきれてはおりますけれども、
「これも、また、定め」などと、
なぜ、定めなのかという理由もはっきりとはしないまま、
いつもより、少し長めのサーフボード、
ファンボードを車に積み込みました。
天気図は、冬将軍の到来さえも予感させていましたが、
こちらの海は、風に抑えられて、まだ静かなはず…
だと、そう考えて、筋力をあまり使わないで済む、
楽ちんな朝を取り繕った次第です。
行き先は、日頃から通い慣れた、
ビーチブレイクを楽しめる、郊外の海辺。
車で走ること30分足らず。
早朝でもあって、道に混雑はなく、
すいすいと、バイパス線を走り抜けました。
着いた先の海は、青く透き通って、
思っていたよりも、ウネリを上げていました。
海岸から眺めた感触では、
セット腰のファンウエーブ。
朝のひと漕ぎには、もってこい、の波です。
朝食は、寝起き顔のまま、ドライブスルーで調達した、
チェーン店のバーガー二つとホットコーヒー。
もぐもぐと口に放り込みつつ、
今日一日のスケジュールを思い出し、
防水の腕時計で、
海に浸かっていても構わないフリータイムを逆算します。
まだ目が覚めないのか、
鈍い頭で「だいたい」の時間を決めて、
ゲットアウトのパドリング。
1時間は、波を楽しめそうでしたので、
セット波を待って、1本、1本、クルージングを味わいました。
ファンボードという選択肢が、珍しくヒットして、
滑らかなフェイス面で、
とろとろ崩れる面ツル波のおかげなのは、
もちろんなのですが、
「おいら、上手くなったんじゃないの?」との、
うぬぼれに溺れながら、
冬の朝のファンサーフ。
海上がりの着替え時は、さすがに身が凍り、
ポリタンクに湯をためず、
ふつうに真水を汲み込んできたことを、いささか後悔。
この頃から、ウエットスーツ選びにも迷いが出ます。
いわゆる、衣替え、と申しますか、
半そで長パンツスタイルのシーガルのウエットスーツから、
長そで長パンツのフルのウエットスーツに、
いつ、切り替えるか。
衣替えをするとなると、
一定時間、水に漬け置きをして、塩を抜き、
シャンプー、リンスの上で、陰干しをして、
室内にしまい込む、という手順を踏むものですから、
いったん、しまい込むと、
「もう一度、出す」のが、どうにも、もったいない、と申しますか、
また、そんなふうに洗い直すのが、面倒くさいと申しますか、
そういうふうな心情になるのが分かっているものですから、
「いつ、衣替えするか…」というのは、
サーファーには、
なかなか、踏ん切りがつかない迷い、でもあります。
おそらくは、今月中には、
私もフルのウエットスーツに切り替えるでしょう。
そうなると、この冬も、いよいよ、本番です。