halukaブログ

やっぱり海が好き!

ウインターサーフ物語。「凪ぎの海には凪ぎの海のよさがあり、冬の晴れ間には冬の晴れ間のよさがあるので結局はいつものようになにもない海にむかってしまうのです」の巻。

こんにちは、halukaです。

 

冬の海が荒れる地方もあれば、

冬の海は、まったく荒れない、という

そういう地方も、なかにはあるようです。

 

私の住む街は、どちらかといえば、後者で、

寒気が周囲から消えて、

ましてや、晴れ間などが覗いて、

もっと申しますと、風もなく、

つまり、ぽかぽかと暖かな日和。

小春日和と申すのでしょうか、

本日は、まさにそんな一日でした。

 

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ビジネスの途中、頃合いをみて、ちょっとずるをして、

体と心ひとつだけ、抜け出して、

サーフィンを楽しみに

日頃から、よく通う海辺まで車を走らせてみました。

簡単に申し上げると、サポタージュで、ございます。

 

海砂を前に眺める太平洋には、

ショートボードで、サーフィンを存分に楽しめそうなウネリは、

なかなか、見当たりません。

 

写真を撮ろうと、

何度かカメラのレンズを向けてはみましたが、

「きょうは、この1枚で!」という雰囲気のものは、

そう、うまくは撮れず、

「きょうは、これくらいの妥協案で」

という雰囲気の風景写真が、ちらほら。

 

それでも、うまくしたもので、

ビーチブレイクを楽しめるサーフィンエリアに近い駐車場は、

6割ほどの埋まり具合。

 

きっと、青空に恵まれたおかげでしょう。

フルのウエットスーツをまとったサーファーが、

波間にふわりふわりと、浮かんでは、

波に押されて、滑るようなテイクオフに挑み、

そこから視線の上がった、美形のスタンドアップ

 

ロングライドは難しくても、

ショートライドなら、任せておきなさい、と、

そんなふうに言わんばかりのサーファーが、

気持ちよさげに、波間に消えては、また頭を見せる様子は、

真冬だとは思えない陽気を感じさせてくれて、

「時間さえあれば、入るのになあ」と、

そう思わせるだけの限りない魅力が、

冬の凪ぎの晴れ間に恵まれた海にも、あります。

 

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そんな海を眺めたあと、

帰り道をドライブしながら、脇道に入ると、

あれっ!と、思わず、視線を奪われる赤。

 

真冬の陽気に誘われたのか、

真っ赤なハイビスカスが花開いて、

「さあ、この元気を持っていきなよ!」と、

なんだか、そんなふうに話しかけてくれているような、

そんな気分になったりしました。

 

真冬の凪の海。

習い始めたばかりの俳句の季語には、

少し似つかわしくはない、

気も緩む陽気。

 

そんな一日だったのに、

ビジネスやご挨拶ごとに、いろいろと恵まれまして、

本日も、なんとか無事に過ごすことができたと、

ほっとしている夕刻です。 

 

凪ぎの海には、凪ぎの海の良さがある。

そんなことを思った一日でした。