こんにちは、halukaです。
夢、想う夏。
たいてい、どんな方にも、
居心地のいい場所、
というものがあったりします。
それはたとえば、
行きつけのカフェのカウンターだったり、
部屋に似合った色をしたソファーだったり、
凝りに凝った自室のデスク周りだったり、
ウオーキングで見慣れた風景に溶け込んだ、
野草が刈られた堤防だったり。
そういう具合に想像すると、
どうやら切りがなさそうです。
自分にとって居心地のいい場所というのは、
ほかの人からしてみると、
別になんの変哲もない、ごく普通の空間で、
「どうして、そんな場所が好きなの?」と、
斜めの視線で苦笑いなどされそうな、
そんなところもあったりします。
「その場所の居心地がいいのはなぜ」と、
そう聞かれても、
その理由を口にする必要もなく、
その理由が必要なわけでもないのでしょう。
ただ、
“自分にとって居心地がいい” と、
素直にそう思える場所あると、
毎日の生活の中で、
何かと心休まる場面もあるもの。
その際たるシーンは、
「独りになりたい時」。
もしくは、
「独りでいる時」だったりもして、
ほかの誰かといる時は、
別のどこかがお気に入りだったりもしますから、
その辺りは、まあ、人の心の妙技でしょうか。
日暮れ前、
風薫る公園の片隅に陽だまりを見つけて、
その辺りに足を向けると、
乾いた木製のテーブルとベンチがぽつり。
木の温もり、木の肌触りというのでしょう。
そこに座らないのは、
座らない方がおかしいような気さえする、
それほど素敵な場所に思えます。
万人がそう思うわけではないでしょう。
けれども、たとえ私一人でも、
あるいは、どなたか一人でも、
居心地がいいだろうなと、そう感じるなら、
その場所は、その誰かの味方になってくれる、
穏やかな空間。
日常生活にストレスはつきものと言えばつきもの。
人間関係がそれをもたらすこともあれば、
仕事のやりくりやビジネスの進み具合、
家庭の心配事が原因だったりもするでしょう。
そんな時、
自分にとって居心地のいい場所は、
気持ちをリラックスさせてくれて、
憩いをくれて、
その後に必要となりそうな、
ストレスを解くための思索のための集中力を生んでくれる、
そんな場所にもなってくれます。
季節は青葉の頃になりました。
快晴よりも、少し湿った空が好きだと、
そういう方もおいででしょうから、
それならアジサイの咲く場所が似合うでしょうか。
居心地がいい場所。
そんな場所、あったかな?
そう疑問に思ったら、
部屋の模様替えでもいかがですか。
いつもの散歩道を
少し変えてみるのも、いい案です。
あなたの味方になってくれる、
“居心地のいい場所” がきっと見つかるはずです。
きょうのストレスを明日に残さないためにも、
探してみませんか、
陽だまりのようなそんな場所。
アジサイも、すぐその先に咲く頃です。