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やっぱり海が好き!

新古今将棋道⑫。「飛車がなくても角がある。その角を生かすも生かさぬも自分次第なので秘密のうちに予習をするのですよ」の巻。

こんにちは、halukaです。

 

私が師とあおぐ先生との将棋対局。

なんだか、じわじわと本格対戦の雰囲気を帯びつつあります。

私のこれまでの戦績は、2勝3敗1引き分け。

当初は、圧倒的に負けが込んでおり、

その上、どれこれとも、たいへん無残な負け方で、

帰宅してから、なぜ勝てなかったのか、どうすれば勝てるのかと、

着手から投了まで、

(「投了まで」と、

そう言ってしまうところが、我ながら、

なんともやるせないのですが)、

いちいち思い出しては、

「次は、こうしてみましょうか」と、

構想と申しますか、私なりの戦略を練りながら、

週末の対局に備えたものでございます。

その結果が、現在の2勝3敗1引き分け。

 

新古今将棋道⑪。「再び三度、師に肉薄するも不敵な笑みを食らって我が勝利の味は薄められ、それでもまあまあ夕食が美味しかったビバ!ウイナーな夜」の巻。 - halukaブログ

 

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   【写真AC】

 

そういう訳でございますから、

今宵も独り戦略会議中な私。

 

前局に限った話ではございませんが、

振り返ってみますと、

私のひどい弱点は、

序盤に、大駒のひとつ、飛車(ひしゃ)を、

先生に奪われてしまうところに、どうもあるようです。

 

攻守に大きな力を発揮する飛車を失うと、

とたんに、盤上の私は力を失い、

さささっと、「投了」への道に就かされることになっています。

 

そこで、今宵の心構えは、

「早々に飛車を失っても、角行(かくぎょう)がある」と、

自分に言い聞かせ、

その角行をどう生かすか、を主眼に、

「女性のための将棋の教科書 誰でも簡単に始められる入門編」

上田初美・女流三段タイトル保持者監修、つちや書店)

のページを重々しく、開くことです。

 

眺めてみますと、

ありました。

角行とは、なんぞや…いわく。

「盤上を斜めに駆ける万能な足の持ち主」。

いかがでございましょうか、皆さま。

なんだか、勇気が湧いてはきませんか。

私は、湧いてまいります。

なにしろ、

「盤上を斜めに駆ける万能な足の持ち主」です。

これ以上の大駒は、ございません。

 

もはや、飛車など、知ったことではなく、

これからは、角行の時代です。

きっと、そうに間違いはありません。

 

「遠見(とおみ)の角に好手あり」。

さて、せっせと、角行駒をこの手に取って、

その感触を味わっておきます。

(来週は先生も手を変えて、

角行を奪いにおいでになるやもしれませんから、

それに備えて、今のうちに、と、そういう訳です)。

 

女性のための将棋の教科書―誰でも簡単に始められる入門編

女性のための将棋の教科書―誰でも簡単に始められる入門編

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: つちや書店
  • 発売日: 2012/08/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

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