halukaブログ

やっぱり海が好き!

自分流「旅のスタイル探し」。「スナップショットの夜物語。日焼けした記憶のカケラを探して集めて重ねてみると、色あせない夢を映してくれるかな」という思い。

こんにちは、halukaです。

 

今日は梅雨の中休みでしょうか。

各地で晴れ間が広がって、

最高気温が30度を超えたところもあったと、

ニュースが伝えていました。

 

梅雨の時季とあって、

雨が続いたり、猛暑に見舞われたり、

そんな空模様と関係があるのかどうか、

なんとなく寝つきにくい夜って、ありませんか。

皆さまはそんな時、どんなふうにお過ごしですか。

 

一日を終えて、そろそろ眠ろうかと、寝床に入って、

すっと寝落ちすれば、

その瞬間のことはまあ、記憶にはありませんが、

気持ちよさそうですよね。

 

ところがそれが、寝床に就いても、

何かしら考え事が頭をめぐっていたりして、

まぶたを閉じても、寝付けない夜。

 

目が冴えて、寝返りを打つ夜。

 

そのしばらくの時。

好きなミュージシャンの音と声を流してみても、

何だか手持ち無沙汰だったり。

 

そうかと言って、

好きな映画をラストまで、

2時間ほどかけて見届けるには、

少しばかりの夜更かしになってしまいそう。

 

30分とか、1時間とか、

寝ついてしまうまでのスキマ時間のひとときに

頼りになるのは、

手元に寄せる愛読書でしょうか。

 

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  【写真AC】

 

書棚を埋める背表紙にちらっと視線を投げてみると、

何度か読んだ詩集や小説、ドキュメント、

ハードカバーの推理小説に歴史書や、

古めいてはいますが、

なぜだか捨てられないサーフィンの雑誌もあって、

そんな中から目に留まった1冊が、その夜の友です。

 

寝床にごろんと転がって、

ページをめくる夜物語。

 

もちろんですが、

好きな映画を途中まで…とか、途中から…とか。

好きなミュージシャンの声に揺れながら…、

という寝入りも人好き好きに違いありません。

 

実はもう一つ。

気に入っている夜物語が、

旅の思い出の写真アルバム。

 

印画紙にプリントして、冊子にまとめた古いアルバムは、

旅先で出会った、忘れもしない笑顔や、

ほんの数日のうちに行き着けにしてしまった地元の屋台。

そこに記した走り書きのメモが、

心に残る “その時、その場所” を

鮮やかに思い出させてくれます。

 

旅先の懐かしい風景、

頬に感じた風、

肌を射した陽光の記憶は、

頭の中をめぐっていた考え事をどこかに隠して、

代わりに色あせない旅の光景を、

眠りの前のまぶたの裏に映してくれます。

 

デジタルカメラでもインスタントカメラでも、

あるいはスマホ1台あれば、好きな写真が思い通りの今。

 

その中に収まっている、

お気に入りのワンショットがあれば、

その1枚は、少し大きめにプリントして、

ベッドサイドに飾ってもよさそうです。

 

人生の難敵のひとつは「疲労」だとも言います。

その疲労を癒やすためにも、

長い人生を歩く中、ひとときの睡眠を快適に。

素敵なスナップ写真に収まった思い出が、

目覚めのいい夢を運んでくれますように。