halukaブログ

やっぱり海が好き!

ウインターサーフ物語。「寄せる波に合わせて波待ちするけれど、待てど暮らせど波は来ず沖合5メートルで3本乗る」の巻。

こんにちは、halukaです。

 

 「えっ? きょう? 3本乗ったけど、なにか?」。(^^♪

 

サーフィンのお話しです。

日頃、さんざんお世話になっている、

馴染みのサーフショップに午後、立ち寄ってみました。

 

「立ち寄ってみました」と言いますのは、

本日、実にだらしのないお話しなのですが、

短期的なビジネスのシーンに関しまして、

なんと10分置きほどに、そのプライオリティ、

優先順位が、なんだかんだと変わる一日でございまして、

サーフショップに立ち寄ったのも、

「道すがら、同じ方向だったから」という、

実に短絡的な理由でございます。

海に入る時間的な余裕を持っていたわけではございません。

 

そこで、冒頭のひと言。

 

発言の主は、

長年、お付き合いいただいている、

海辺に近いサーフショップのオーナーです。

客足が途絶えたお昼前、「30分で3本乗った」と、

そう、言い張ります。

「この波なしコンディションで…」。

 

私の心は、疑念で満たされ、

「いや、あれで、30分で3本はきついっしょ」と、

本音を吐かせようと試みますが、

そのオーナー、頑として、譲る気配はございません。

 

なぜ故に、私が、そこまで懐疑的になるのかと申しますと、

そのオーナー。

 

ずっと以前にサーフィンのアマチュアが集う全国大会で、

5番以内に入ったことのある、実は実力者。

それはまあ、いいとしまして…。

 

今から去ること、数年前の忘年会の宴席で、

その際の活躍ぶりを突如、自ら披露し始め、

周囲から「それは、たまたま、波に恵まれたのだろう」と、

揶揄されますと、

「いや、あれは、俺の実力。

あの時、俺の両手の指の間には、

発達した水かきがあった」との妄言を吐き、

以来、

「カエル男」の異名を持つようになった過去を持つ、

異色のサーフショップオーナーだからです。

(果たして、私は、間違っているでしょうか)

 

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そこで、目まぐるしく変えざるを得なかった、

スケジュールに追い回されながらでしたが、

「じゃ、おいらも、3本乗ってみるよ」と、

私も、よせばいいのに、気が付いたら、

とっとと着替え始めており、

気が付いたら、

サーフボードにワックスを塗り込んでおりました。

 

防水の腕時計をかざすと、

どう、ひいき目に見ても、

私に許された時間は 20分間です。

 

波乗りの後、水をかぶって、着替えて、

次の目的地にたどり着く。

そのためには、20分以上、

海に浸かっているわけには、いかなそうでした。

 

人間、やれば、何でも出来るものです。

波高は、くるぶし程もなく、

「ここは、湖だったっけ?」と、いぶかってしまうほど、

海上は、穏やかな表情のまま。

 

そこで取った作戦は、「ザ・波打ち際」です。

波打ち際から、沖合わずか5メートル。

水深は、わずかに60センチほど。

そこで、やってやりました。

ライディング3本です。

(あれを、ライディングと呼んでいいのかどうなのか、

その点につきましては、私、

ここで触れたくはありません)(>_<)

 

満足した私は、サーフショップに戻り、

オーナーに言って差し上げました。

「おいおい、おいらにも、水かきがあるぜよ」。

「パドルなんか、スイスイだぜよ」。

 

サーフショップの駐車場に車を入れてから35分後。

私は、爽快な気分で、次の目的地に向かっていました。