halukaブログ

やっぱり海が好き!

週末ライフ。「からりと晴れた昼下がり。夏雲の誘いに乗って梅雨の中休みに海辺で過ごすリラックスタイム」の巻。

こんにちは、halukaです。

 

四季を表す「春夏秋冬」と

「風」や「雨」など、

自然の風物が結びついた表現は多様です。

 「春風」、「秋雨」といった具合でしょうか。

 

そんな表現のひとつ、

「夏雲(なつぐも)」という言葉を

広辞苑(第六版・岩波書店)で探してみますと、

「夏に立つ雲」

「夏の雲」

入道雲・夕立雲・雷雲など」と、

解説がありました。

 

きょうは朝から、

空が、からりと晴れた週末。

 

梅雨の中休みというのでしょう。

吹く風も乾いて、

ここ数日の曇り空に肌寒さを感じていただけに、

明日の夏至(げし)を前に、

暑さが戻ったような気もしました。

 

晴れた空に流れるように浮かぶ雲を眺めると、

「透明感」、

「爽快感」など、

すっきりとしたイメージの言葉が似合う空模様です。

 

前日まで

灰色がかって空一面を覆っていた雲も、

きょうは真っ白な装いで、

悠々と上空をたなびいていました。

 

「夏雲」と呼んでもいいのでしょう。

素人目には、雨を降らせる素振りは見せません。

代わりに、まぶしい太陽光の恵みを

惜しみなく降らせるつもりのようでした。

 

f:id:halukablue:20200619150649j:plain

 

正午を待つ頃、

「昼食をどうしようかな」と迷った末、

海岸通りに向けて車を出しました。

 

途中、ハンバーガーのチェーン店で、

チーズバーガー2つとコカ・コーラを買い込んで、

海辺までのそう長くはないドライブです。

 

フロントガラス越しには数日ぶりの青空。 

窓を開け、

颯爽(さっそう)とした風を受けながら目指したのは、

日頃、あまり足を延ばさない、

少し遠めの小さな入り江です。

 

ロングボードが似合う、

厚めでメロウな波が入ってくる、その小さな入り江は、

休日でも人影は少なく、

静かに過ごせる、シークレット・ポイントです。

 

サーフィンを楽しみによく通う、

ビーチブレイクが楽しめる遠浅の海辺近くでは、

梅雨が明ければ、海水浴場エリアの準備も始まります。

 

きょう辺り、サーファーだけでなく、

貝拾いの家族連れや海辺の散策を楽しむ人で、

にぎわっていたことでしょう。

 

入り江に着いてみると、案の定です。

駐車場に止まっている車は1台。

 

買い込んできたハンバーガーとコカ・コーラを抱えて、

セメント造りの防波堤から海を眺めると、

ロングボードが1枚、波待ちをしていました。

 

車に積んできたショートボードを引っ張り出すには、

波が小さめの昼下がり。

 

海が見えるベンチに腰掛けて、

正午から1時間遅れのランチタイムと洒落込みました。

 

空は、午前と変わらない青色を隠さず、

さわやかに広がる白い雲も、

ゆっくりと流れるように大空を漂っています。

 

時間に余裕のある週末だからこそ、

足を運べた少し遠めの久しぶりの小さな入り江。

 

そこで波待ちをするロングボードは、

絵画のような入り江の風景に溶け込んでいて、

眺めているこちらの気分までリラックス。

 

夏至を前に「夏雲」の誘いに乗った一日でした。