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やっぱり海が好き!

「ルイ・ロペス」。愛おしきチェス・レイモンドカップに学ぶ教訓その⑧はオープニングの定跡。

こんにちは、halukaです。

 

一年で一番晴れ間が多いはずの10月。

空模様は、なかなかすんなり持ち直しません。

皆さま、お体の具合などよろしいでしょうか。

 

さて、馴染みのバーで、バーテンダーとして働く、

アメリカ生まれのミスター・ニューヨークと展開中の、

「2019第1回チェス・レイモンドカップ」からのご報告です。

 

チェスの元全日本チャンピオンにして、

スペイン語教員でありラテンアメリカ現代社会研究者でもある、

渡辺 暁(わたなべ・あきら)氏の名著、

「ここからはじめるチェス 」(ナツメ社)を手元に学ぶうち、

チェスの全体像のようなものが、

うっすらとですが、

ようやく見えてきたようにも感じるこの頃です。

 

レイモンドカップでの私の状況は現在、

率直に申し上げて、劣勢です。(__)

 

そこで、渡辺氏の名著、全191ページをめくりながら、

最近になってようやく、身に付けた構えの一つは、

「オープニングをどうしのぐか」という考え方です。

 

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「 チェス・レイモンドカップその⑦」でお伝えしました通り、

私を取り巻くチェスの現況(以下・halukaのチェス況)は、

「もしもゲーム序盤に突き放されたなら、

もう二度と相手に追いすがる道はない」

という惨憺(さんたん)たるありさまです。

 

序盤戦を制する者はゲーム全部を制する。愛おしきチェス・レイモンドカップの教え、その⑦。 - halukaブログ

 

そこで、懸命の思いで身に付けましたのが、

オープニング(序盤戦)の定跡として、

世界トップクラスの大会でも盛んに用いられるという、

「ルイ・ロペス」です。

 

①チェス盤のセンター(中央部分)を押さえる。

②駒を効率よく展開する。

③とにもかくにも、キング(王)の安全を図る。

 

この3点を要として、

互いに「グッド・ラック」と、

ゲームが始まるやいなや、自分のキングを、

一気に安全な盤隅に移してしまえる大技、

勝利の女神「きゃさりん!」

(正しくは、キャスリング)を、

一手の狂いもなく、「9手」で、指し切ります。

 

これが見事、完成しますと、

さすがのミスター・NYも、

「おやっ!?」という表情を見せるほどです。

私にはまだ、

その効力は、よくは分かってはいませんが、

額に汗を流すだけの効果があるのは、

間違いなさそうです。

 

私は、気付いてしまいました。

序盤は攻撃的に「制する」のではなく、

守備的に「耐え切る」のだと。

 

halukaのチェス況の変化をどうか、お待ちください。

まずは、キングを穴倉に潜らせる。

勝利への道筋は、そこから延び始めるようです。(^_-)-☆

 

ここからはじめるチェス

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