こんにちは、halukaです。
夢、想う雨。
四季折々に人が感じる好き好きは千差万別です。
雨に濡れるアジサイが好き、だという方もいます。
太陽に向かって咲くヒマワリが好き、だという方もいます。
からっと晴れた青い空が好き、だという方もいます。
雨の日のしとやかさが好き、だという方もいます。
自然の中に溶け込めば、
人には皆、人それぞれに「憩いの風景」や
「癒やしの情景」があるものなのでしょう。
けれども、自然を相手に
「いつも、こうあってくれ」と頼んでみても、
それは無理な願い事。
そう考えてみますと、
毎日の生活を送る中で、
自分で自由自在にデザイン出来るのは、
自分自身の生活スタイルのように感じます。
【写真AC】
午後のスキマ時間。
足を運んだカフェで
「ちょっと、ティータイム」と洒落込みながら、
最近の自分自身の生活スタイルについて考えていました。
カフェの窓を打つ梅雨の雨脚は、
遠ざかったり、近づいたりを繰り返しています。
「梅雨入り」の知らせを聞いたのは、
つい先日のことのようにも感じますが、
あすからは今年も、もう7月。
この半年の間のことを振り返ってみますと、
「ソーシャル・ディスタンス」だけではありませんが、
日常の生活スタイルに
少なからず変化があったように思います。
一般にデザインを考えるとき、
写真家が、光の配分や構図を考えたり、
画家が、人物や静物の配置や影を考えたりするように、
「日常」という自分の生活をキャンバスに
自分に合った時間や空間の配置や配分を
立体的にデザインできそうです。
- 起床や就寝の時間
- 朝のルーティーン
- スキマ時間の使い方
- 休日の過ごし方
- インテリアの配置
- お気に入りの普段着選び
例を挙げれば切りがなさそうですが、
できる範囲で “デザイン” してみると
案外と
“自分の間合い” で生活できるデザイン画を描けそうです。
夏本番を前に、体や心のどこかに疲れとか、
ストレスのようなものが蓄積してしまっていないか、
そっと振り返っておきたいのも、この季節です。
この半年のことを思えば、
今年は特にそうかもしれません。
梅雨の頃のだるさなのかもしれませんが、
心や体にもしも違和感を感じたならば、
工夫して、「休養」とか「休息」と呼ばれるような、
憩いの時間を自分のために確保してみてはいかがでしょう。
その時間のなかで、もう一度ゆっくりと、
自分の日常生活のデザインを見直すことは、
自分が自分らしくあるために、大切な試みのようにも思います。
そんなことを梅雨空の下、想ってもみた雨の午後でした。