halukaブログ

やっぱり海が好き!

週末ライフ。「夢中になることの大切さ。思索というほど大げさではないけれど、読みかけの本を手に取って、気分を切り替えてみた」という休日。

 お題「#おうち時間

 

こんにちは、halukaです。

 

「まだ、読み終えていない

ハードカバーの推理小説のページを閉じて、

デスクの端に積み上げて、

ふと、何かを思い返したように、

リビングに立って、

マグカップに熱いコーヒーを注いでくる…」

 

というような場面を想像したりいたしますと、

なんだかそれこそ、

安直ですが、

こじゃれた小説のワンシーンのようにも思えて、

虚構ながらも、粋な感じがしないでもありません。

 

まあ実際は、そんな様子とは、随分と違いますが、

午前から、これといった予定のなかった休日。

読みかけだった本を手に、

自宅で、小腹が空く頃まで、

しばし、読書に浸っていました。

 

「本を読む」という行為が、

いったい、いくつの頃、自分の身に付いたのか、

その覚えは、まったく定かでありません。

 

それでも、おおかた、その経緯は、

「こんなふうで、間違いはないだろう」と思いますのは、

初めは、

小さな指で、

大きな平仮名文字とイラストが描かれた

絵本のページの角っこ辺りをつまんだり、

なぞったりしてみながら、

言葉にもならない声を発したり、

あっちも、こっちもと気を散らせたり、

あるいは、

年上の誰かに、

読んで聞かせてもらいながら、

その物語に夢中になるうちに、

「本を読む」という習慣は、

知らず知らず、身に付いたことだろうと、

そんなふうに思います。

 

何しろ、物覚えもない、幼かった頃の事。

何かしらの確証があるわけではありませんが、

「夢中になった」という刺激が、

読書という習慣を、

少なからず、

作り上げてくれたのだろうと思います。

 

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  【写真AC】

 

小説や歴史書に出てくる主人公は、

実にさまざまな生き方、考え方を

読み手に示唆してみせてくれます。

「夢中」にもさせてくれます。

「こんな考え方もあったのか」と、

目を見開かせてくれることもあります。 

 

ひと口に「読書」と言っても、

どんな時間に、どんな本を読むか。

そう問えば、その答えは皆さまそれぞれで、

もとより、

みんながみんな、読書好きだとも限りませんが、

ファッション、ミュージック、恋愛、ハードボイルド…と、

ジャンルはあまたで、

そこでまた、好き好きが分かれるに違いありません。

詩集や写真集が好きだ、という方も、

きっといらっしゃるでしょう。

 

どんなジャンルでもいいと思います。

たまには、日常を少し脇に置いて、

思索というほど、大げさではないにしても、

読みかけの推理小説の先行きを思ってみたり、

いつしか読んだ、歴史書が記す名言に浸ってみたり、

そこに綴られた物語を自分なりに解釈して、

主人公の気持ちに想いを馳せたりと、

物思いにふけってみるのも、

思考のリフレッシュになったり、

心持ちを変えてくれる刺激になったりするのかもしれません。

 

 

新型コロナウイルス感染症に関するニュースが続いています。

拡大阻止・防止のため、

「密閉された空間」、

「密集する場所」、

「密接な接触」の

「三つの密を避けましょう」。

「人混みを避けましょう」と、

呼び掛け、要請が続いています。

 

手洗いやうがいの徹底、咳エチケットなど、

個人で出来ることには限りがあるかもしれませんが、

感染を広げないためには、

そんな一つ、一つも大切なことのように思います。

 

新型コロナウイルス禍の一日も早い終息を願っています。