halukaブログ

やっぱり海が好き!

渚のサーフ物語。「四季折々、朝夕に表情を変えてみせる『自然』に自分を合わせてみる。小波が教える海辺の魅力」の巻。

こんにちは、halukaです。

 

この夏、マリンスポーツに挑戦!

という思惑の方はいらっしゃいませんか。

 

6月の頃。

凪ぎの海で、

海面に滑らせたサーフボードを片手で抑えて、

沖に向かって歩き出すと、足の甲が一瞬、

海水の冷たさを感じます。

 

歩を進めながら腰の辺りまで潮に浸かったら、

軽くジャンプして、

頭から、波間にダイブ。

全身が、海水温を感じ取る瞬間が好きです。

 

そんな仕草は、

川面で水浴びをする水鳥のように俊敏で、

スマートなはずはありませんが、

潮を浴びて、

海面から上げた頬を緩やかな潮風がくすぐると、

「海にやって来た」と、

そんな実感が湧いてきます。

 

6月ともなると、

太陽光に恵まれた晴れの日の海辺は、

夏を思わせる陽気にも包まれます。

 

そんな陽気が漂いながらも、

海中で、全身が感じる海水温はまだ、

体温を守るためには、

長そで、長パンツスタイルの

フルのウエットスーツが必要なことを教えてくれます。

 

冷ややかな潮のしぶきを浴びながら、

サーフボードに腹ばいになって手のひらで漕ぐ、

パドリングをしていると、

単調な潮騒のリズムが潮の香りに重なって、

五感を癒やしてくれそうに思うのは

気のせいでしょうか。

 

そんな潮騒が運び来る憩い。

そんな海辺が繰り出す空間。

そこで過ごす穏やかな時間。

 

それは、海辺の恵みだとも感じます。

 

f:id:halukablue:20200602162538j:plain

 

サーフィンは、

言うまでもありませんが、

「海」という自然が相手のスポーツです。

 

春夏秋冬で変わる季節感はもちろん、

朝陽が昇る頃の海。

夕陽が沈む頃の海。

頭上から太陽光が降りそそぐ真昼の海は、

空や雲とともに、それぞれに表情を変えて、

来る者を迎えてくれます。

 

自然が相手のスポーツだからこそ、

四季折々や朝夕の

そんな変わり身も目に新しく映りもします。

 

波のコンディションひとつにしても、

自分のスキルに合った日もあれば、

風が巻き、

波浪が自分のスキルを超えてしまって、

サーフボードの出番がない日も、

もちろんあります。

そこに異句を唱えても、自然は黙ったまま。

自分のスキルを自分で把握して、

安全に楽しむことも

大切な要素だと思っています。

 

凪ぎの海で、ただ、波待ちをする日。

そんな日が続いても、

飽きもせずまた海辺まで、

サーフィンを楽しみにやって来るのは、

「波待ち」がただ、

退屈なだけではない証しでしょう

 

波間で見つめる海面に小さな膨らみを見つけた時、

それがウネリとなって波頭が割れるならと、

テイクオフを狙って、

サーフボードを漕ぎ出す期待感が、

そこにあります。

 

「波」が自分の思い通りに寄せてくることは、

まあ、稀です。

ですから、「自分」が波に思いを寄せる。

その波のパワーゾーンを探りながら、

テイクオフを狙ってみる。

 

たとえ小波でも、

「自然」に自分を合わせてみようと考えてみると、

波の楽しみ方も増えそうです。

 

マリンスポーツの魅力、探してみませんか。