今週のPRお題「#ドライブと音楽」
こんにちは、halukaです。
「冬の日のこんな一日もわるくは、ないなあ」。
そんなふうに思えた寒冷日でした。
ウイークデイなのに、これといって気を配らなくてはならない予定はなく、
せいぜい、
アイドリング時の愛車の排気音が気になっていたくらいです。
その件は、
顔見知りのテクニカルさんにあらかじめ、点検の予約を入れておいたので、
予定の時間にみていただきましたら、
「電子機器を使っている最中にエンジンがパワーを失わないよう、
強制的に空気を吸い込むパイプがあるのですが、
その閉めが緩みかかっていました。直しておきます」と、
さすがに技術者。
たちまち、もとの元気な呼吸を取り戻した愛車のキーが手に戻り、
気分はすっきり。
「古い車を大切に乗っていますね」と、
私にしましたら、最上級のお褒めの言葉をいただき、
愛車の状態ばかりでなく、気分も上昇気流に乗ります。
昨夜、夜更かしをしたせいもあって、
今朝の目覚めは、少し遅めでした。
ふだんから、
目覚まし時計をセットする習慣はほとんどありませんが、
本日のような朝は、さらに、
うっすらと目が覚めても、
部屋に漂う空気の冷たさで寝床から起き出せず、
ほかほかとするお布団にくるまったまま、しばしの時を過ごしました。
「海、行ってみようかな」。
特に目指す波もありはしないのですが、
あくせくとした時間を過ごす毎日にあって、
たまには、
「気がむいたので…」という動機の “海行き” があってもよさそうです。
サーフィンを楽しむために通い慣れた海辺まで、
調子を取り戻した愛車のハンドルを切っていると、
街中のラッシュに巻き込まれながら見る、道行く方々の姿は、
コートにダウンにマフラーに手袋に…と、
冬色に染まっていました。
マスクを着用の方も少なくありません。
「まあ、海にでも行ってみようかしら」という具合の自分は、
「いいのかしら、これで…」と、いささか疑心を抱きながら、
目指す浜辺に車を走らせました。
けれども、さすがにこの寒波。
テンションが上がらないまま、
“のんびり思考” に首まで浸って、
「まあ、今日はよしましょう」と、
途中の自動販売機で買い求めた缶コーヒーをぐびり。
「春2月、春遠からじって、ほんとうかしら」といぶかりながら、
白い雲の切れ間から差す太陽光を一人、浴びていました。
静かな潮騒が耳を触る東屋で、飲みかけの缶コーヒーを飲み干して、
太陽光を反射する海面を眺めていると、
もうすぐのはずの春の始まりも、
少しだけ信じることが出来るような気になりました。
頬に刺さる冷気を感じながら、思ったこと。
それは、
「たまには、たいした予定もなく、
なんとなく海を眺めにきてみるのも、わるくはないなあ」と、
そんなたわいもない心持ちでした。
皆さまもいかがですか。
とっても寒い中ですが、
たまには、ふらっと、お近くの海辺までドライブでも。
お好きな音楽でも聴きながら。
たとえば、浜田省吾さんでも…。
