こんにちは、halukaです。
見上げた空には白い雲。
風に吹かれて、
流れるように、
ちぎれるように、飛んでみせます。
海辺の風景に、空と波は、欠かせません。
砂浜も、潮風も、海辺の風景に、欠かせません。
風が流れ、潮が流れ、潮騒が、耳に届きます。
いつもと変わらない風景。
それが、どれほど大切で、
平穏な心持ちに欠かせないものなのか。
そんな当たり前を、目の前の自然が教えてくれます。
週末の休日。
この時季の空は、一日一日、春色を重ねていて、
段々と、青く澄んで、
白く浮かぶ雲を、いっそう白く輝かせて見せます。
春の風は、
身を切る鋭利な冷たさをもつ真冬のそれとは違って、
ほのかに暖かく、吹かれているだけで、
気持ちがほぐれてくるものです。
春先という季節は、
新しいスタートを思わせて、
人生という旅路に発つ、
次のステップに足を掛けるタイミングでもあり、
それは、戸惑いや不安を運んでもくるのでしょうが、
同時に、期待や夢も抱えることが出来て、
手を携えて進む道、
気持ちを分かち合って進む道、
不安を自信に変えて進む道のそれぞれに、
「春燈(しゅんとう)」。
春を暖かく包む灯が、待っているのだと思います。
明日の雲行きが気になって、
不安になることもあるでしょう。
明日の空模様が気になって、
何から手を着ければよいのか、迷うこともあるでしょう。
空けない夜はない、と言います。
けれど、不安を抱えたまま、じっと待つのなら、
出来る事には、手を付けておきたいとも思います。
新型コロナウイルス感染の拡大阻止のため、
「密閉」「密集」「密接」な空間を避けましょう、
人混みを避けましょうと、
専門家の方からの指摘が届いています。
医療、福祉、その他の関係分野の前線で、
さまざまな職責を負って、
新型コロナウイルスの感染阻止、治療に
ご尽力なさっている皆さま、
どうぞ、ご自愛ください。
また、病床にあって、
ご快復を心待ちになさっている方々、そのご家族へ、
心底よりお見舞い申し上げます。
手洗いの徹底や咳エチケットなど、
個人で出来る感染防止対策には限りがあるかもしれませんが、
感染を広げないためには、
そんな一つ、一つが大切なことのようにも思います。
営業の自粛要請などをお受けになった事業所なども、
たいへんな思いを抱えながら、
ご辛抱のことだと推察いたします。
学校の休校もあり、
子どもたちの学びの場、遊びの場の確保も気になりますし、
平常時でも日常の生活にお困りの方などは、
ご不安も大きいのではないでしょうか。
互いに気持ちを分かち合って、
いつもの街の風景を、
いつもの空と海の風景を、
春の灯を待ちましょう。