halukaブログ

やっぱり海が好き!

自分流「旅のスタイル探し」。「季節の移ろいの中で感じていたい、春だからこその暖かさと優しさと愛おしさと気持ちの分かち合い」の巻。

こんにちは、halukaです。

 

日常を過ごすなかで、意識する「時」の単位は、

皆さま、どのようなものでしょうか。

 

「秒」、「分」、「時間」、「日」、「週」…

ビジネスシーンであったり、

余暇を過ごしていたり…

その時々で、

意識する時間の流れ、その速さは違いそうです。

 

俳句の季語で、4月を言い表す、

「春深し」、「夏近し」などと言われるこの頃ですが、

では、

「春っていつまで」と問われたなら、

なんと答えましょうか。

 

俳句では、

二十四節気でいう「立夏りっか)の前まで」、

と解くようです。

 

夏の訪れを告げる、

今年、令和2年(2020年)の立夏は、

来月、5月5日(こどもの日)です。

 

その辺りまでが、いわば春。

 

立春」(2月)、「春分」(3月)ときて、

つい先日、4月4日(土曜日)は、

二十四節気でいう「清明(せいめい)」でした。

 

清明」とは、「清浄明潔」を略した言葉で、

万物が若返り、清められ、

生き生きと映える時季、だといいます。

 

真冬の寒さが去り、

暖かな日差しに恵まれるようになる頃でしょうか。

 

その4月も、もう中旬に入りました。

農作業なども順次、本格的になり、

野山の木々も花々も緑色を筆頭に、

鮮やかな色彩を自由に放ち始める頃です。

 

春の営みが見せる、

そうした彩りや香りは、

夏や冬が持たない、

春独特の

優しさや愛おしささえ、運んできてくれます。 

 

f:id:halukablue:20200413172935j:plain

  【写真AC】

 

凛とした竹林では、地面を探ると、

タケノコも、もう見つかりそうです。

 

旬の食材が並ぶ食卓もまた、

この頃の季節感を十分に伝えてくれます。

 

新型コロナウイルスの感染阻止、防止のため、

この春は、お花見や歓送迎会も自粛になり、

季節感を十分に感じる時間を、

どこかに置き忘れてはいらっしゃいませんか。

 

私の住む街の桜は、このところ、

あちらが咲いたり、こちらが散ったり、

春の風が行ったり来たりと、

慌ただしい毎日の桜吹雪の花模様です。

 

新型コロナウイルス禍にあって、

入学式、始業式など、

子どもたちやご家族が楽しみにしていらっしゃったであろう、

たくさんの式典や催事などが、

延期や中止、

規模の縮小を余儀なくされていることだろうと思います。

 

「密閉」「密集」「密接」の「3密」を避け、

人混みを避けましょうと、

新型コロナウイルス感染の阻止のための措置が促されています。

 

不要不急の外出自粛の要請などもあり、

日常の刺激や視野に閉塞感が募ると、

思わぬストレスにもつながりそうですから、

毎日の生活の中で、食事や十分な睡眠など、

体調の管理にも気を配りたいところです。

 

「秒」とまでは言わずとも、

「分」や「時間」や「日」に追われる毎日です。

そこに、この春は、

新型コロナウイルスの感染阻止」という、

大きな前提が現れました。

 

連日のニュースに、

気が滅入ったりはしていらっしゃいませんか。

ほんの少しでも食事を工夫したり、

読書や映画を楽しんだり、出来る範囲で、

気分転換を図りたいものです。

 

新型コロナウイルスの感染拡大にあって、

医療、福祉、その他の関係分野でも、

治療や防止にご尽力なさっている皆さま、

どうぞ、ご自愛ください。

 

また、病床にあって、ご快復を心待ちになさっている方、

そのご家族へ、

心底よりお見舞いを申し上げます。

 

なんとか気持ちを分かち合って、

このウイルス禍の一日も早い終息を心から願っています。