halukaブログ

やっぱり海が好き!

ウインターサーフ物語。「その日の夕方、その夕焼けを眺めながら美しいと思えたなら、その日はきっといい一日だったのだと、アフターサーフの風が告げたのは、そんな気になった春候」の巻。

こんにちは、halukaです。

 

お気に入りの椅子に腰掛けて、

それとも、

座り慣れた縁側に腰を下ろして、

西の空がオレンジ色に染まるころ、

その日の夕焼けを眺めながら、

「あ、きれいだな」と、

もしも、そんなふうに、ふと思えたなら、

その日は、きっと、それでもう、

十分に幸せな時間を過ごすことが出来たんじゃないのかなあと、

そんなふうにも思えた、春の予感のアフターサーフ。

 

f:id:halukablue:20200220014412j:plain

  【写真AC】

 

お昼過ぎ、半日のスケジュールの空きを見つけて、

サーフィンに出掛けて、

小1時間、ほんの小さな波に揺られて、

時節柄、

夕刻のまだ早い時間でも、風が冷たくなってしまうから、

「もう、ひと乗り」と、

そういう欲張りが、心の中に残ってはいても、

長そで長パンツのウエットスーツを浜風を受けながら脱いで、

厚手のセーターに着替える午後のことを考えると、

「まあ、今日はこの辺りで」と、

左の足首に巻いたリーシュコードをたどって、

波に浮かぶサーフボードを体に引き寄せて、

脇に抱えて、浜に上がると、

そこには、やっぱり、

海上で感じるよりも、まだ冷たい春の初めの風が、

すーっと、吹いています。

 

f:id:halukablue:20200218221634j:plain

  【写真AC】

 

まあ、その辺りで気づくのですが、

「上がって、正解」「粘れば、寒々」という具合です。

 

そんな夕刻。

アフターサーフの気まぐれに、

たまに寄るオープンスペースのカフェで、

熱いカフェオレを一杯。

 

西の空が段々とオレンジ色に染まり始めて、

空気は一段と冷え、

凍えた体にコーヒーとミルクの香りが届くころ、

じっと見つめていた夕焼けが、とても澄んで見えて、

「美しい」と、素直に思えて、

なんだか、気持ちが、ほっとしてきます。

 

「ああ、そうか」と、何に気づいたのかと申しますと、

「きょうも一日、まあまあ、いろいろ、あったけれども、

 こうして、肌触りのいい椅子に腰掛けて眺める夕焼けを、

きれいだなと、

そう思えるということは、十分に幸せな一日だったのだ」と、

そんな普通のことでした。

 

ある時は、西の空を焦がし、

ある時は、西の空を包み、

ある時は、西の空を慰めてみせる、

そんな夕焼けを、好みの椅子や、

腰を下ろし慣れた縁側にでも座って、

ほんの少しの時間でも眺めることが出来たなら、

そして、その時間、ほんの少しでも、

ほっとするような気持ちにでも包まれることが出来たなら、

その日は、きっと、

まあまあ、幸せな一日だったのでは、ないのでしょうか、

なんて思った、アフターサーフのひと時でした。