近所のスーパーマーケットに買い物に出掛けて、店内をぶらぶらしていたら、
果物のコーナーで早くもブドウやスイカを見掛けました
ブドウのポリフェノール効果、抗酸化作用…などと豆知識が頭をよぎりながら、
元来の果物好きという嗜好も手伝って、すっと買い物かごに入れていました。
ところで、つい先日の日本経済新聞(6月12日付)は、1面で、人口減少や電子商取引
(EC)の普及が重なって、日本国内で小売り・外食の店舗数が減少していると、伝えていました。
記事は、店舗減少の要因を人口減少に伴う需要減・働き手不足にECの急速な普及が
重なったと解説して、日本のEC比率はさらに高まるとみられるとの前置きの上で、
「企業は店舗の数・役割をネット時代に合わせて変革するなど、事業モデルの再構築
が急務」と指摘。また、実店舗の減少が続けば、身近にスーパーなどが見当たらない
「買い物難民」が増える恐れもあると、警鐘も鳴らしていました。
たしかに、「買い物難民」という言葉は、耳新しいフレーズではなくなってきています。
過疎地に限らず、食料品や飲食物の購入に困る方、いわゆる「買い物難民」
「買い物弱者」「買い物困難者」が増えているという指摘はこれまでもありますし、
それは「食料品アクセス」問題としても捉えられて、日常生活で直接的な影響
を受けるケースも増えてきているようです。
都市部でも、駅やその周辺に外食店やコンビニエンスストア、スーパーマーケット
が集中して、郊外では、その数が減るとなると、普段の暮らしに少なからず影響がありそうですね。
地方では、そうした影響はなおさらのこと、大きいのでないでしょうか。
けれども、小規模の個人店が暮らしの周辺から減っているのは、もはや周知のところ。
その流れが大手の小売りにも及んできているということでしょう。地域によっては、
買い物支援の本格的な取り組みが必要になってくるのだと思います。
スマホ1台あれば、大抵のものは注文できる時代。自宅でも郵便局でもコンビニエンスストアでも受け取れます。
けれども、そうした店舗さえ減っていく…となると。
何より、買い物に出掛けた先で、ふと目にした物を「今日はこれにしよう」
という思いつきで手にしてみたり、あれかこれかと吟味する楽しさも残し
ておいてほしいものです。
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