寝入り心地と申しますか、転がり心地と申しますか。
つまり、寝床でごろごろするには、いい季節と申しますか、
ほぼ最適な時季になってまいりました。
2時間余りかけて、DVDを全編、観賞するには少々、手間がかかる気がいたします。
かと申しまして、CDを聴いているだけでは、
なんだか手持ち無沙汰な折、
頼りになるのはやはり、お気に入りの愛読書でしょうか。
halukaの自室には、
何度も手にした文庫本や、
扉を開いただけで、それ以上はページをめくったことのない、
ハードカバーの歴史書などが山積みになっております。
寝転んで読み込むには、重たくて面倒なハードカバーはさすがです。
容易には、ページをめくらせてくれません。
それなのにまた…
挙げ句の果て、とも申しましょうか。
仕事の帰り道に立ち寄るのが、街の本屋さん。
平積みの新刊は、帯やカバーがぴかぴかしていて、
そこにどのような物語が潜んでいるのか、興味津々。
目に入る光景は、とても魅力的に思えます。
平積みにされた新刊はもちろんのこと。
書棚に並んだ書々物々は、その背表紙を眺めておりますと、
もうそれだけで、その時々の「はやり」が見て取れるように感じます。
文学書から、ファッション雑誌や写真集まで。
はた、と気が付くと、本屋さん特有の甘い罠にはまり、
300ページほどはありそうなハードカバーの新刊を手にして、
見えない蜘蛛の糸に搦(から)め捕られるかのようにレジの前へ。
あ~あ、今宵また、予算オーバーでございます。(^_-)-☆