halukaブログ

やっぱり海が好き!

ラグビーワールドカップ日本大会で横浜に歴史を刻んだ南アフリカ代表が証明したのは「人はどんな苦悩からでも立ち上がる力を持っている」という普遍。

こんにちは、halukaです。

 

ラグビーワールドカップ2019日本大会は、

11月2日、7万人を超える観客が集った、

横浜国際総合競技場で決勝戦を実施し、

南アフリカ代表がイングランド代表を

32-12で破り、

通算3度目の優勝を飾って閉幕しました。

 

44日間におよんだスポーツの祭典は、

日本代表ブレイブ・ブロッサムズの大活躍もあって、

全国12会場ばかりでなく、

ファンゾーン、パブリックビューイング(PV)も、

たくさんのファンで埋まったようでした。

 

南アフリカは、決勝トーナメント準々決勝戦で、

日本ラグビー史上初の世界8強入りを果たした、

日本代表ブレイブ・ブロッサムズを退けたのに続き、

準決勝、決勝で強豪、古豪を次々に撃破。

猛烈なタックルと、切れ味抜群のバックスが、

世界トップの実力を余すところなく、

大観衆に見せつけてくれました。

 

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  【写真AC】

 

南アフリカは、皆さまご存じの通り、

独特の政策で世界の批判を浴びた過去もありました。

その苛烈な現実は、

今も消え得ず、

尾を引いているかのような現状さえあるそうです。

 

オリンピック(五輪)やサッカーワールドカップと違い、

ラグビーワールドカップは、国籍主義を取りません。

そのため、

各代表チームにはいろいろな国籍を持つ選手が集い、

多様性を誇りに戦うチームが少なくはない、

という特色があるように思います。

 

南アフリカ代表は、

その多様性を生かし、団結し、

前進することの意味を体現して見せてくれた、

チームの一つのように感じました。

 

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   【写真AC】

 

少しだけ決勝戦を振り返ってみますと、

身長2メートル、体重100キロを超し、

さらに肉体的な鍛錬を極めた選手が、

確固たる意志を持って頭から突っ込んで来ても、

一歩たりとも前進させない、

南アフリカの堅牢な防御。

 

相手が一瞬でも隙を見せようものなら、

容赦なく、その間隙を突いて、

得点を奪う力強さと俊敏さ。

 

そのどれを取っても、

世界一の称号にふさわしい戦いぶりだったのだと、

そう感じます。

 

過去を乗り越えようと懊悩し、

ゲインラインの奪い合いに勝利し、

多様性に勝利をもたらし、

44日間の激闘を戦い抜いた選手の皆さんに、

心から、祝意と敬意を表します。

南アフリカ代表、優勝おめでとうございます!

Congratulations South Africa !

 You are Winner !