こんにちは、halukaです。
陽が陰ると、日中の暑さが冷め、
少しずつ、「秋」が漂ってきましたね。
日々の生活から、ちょっと抜け出して、
リフレッシュしたい…。
そんな気分の時、
どんなふうに過ごされていますか。
例えば、旅路。
見知らぬ街に出掛け、
そこに降る太陽を浴び、
風を受け、
その土地、土地の食を口にしながらの旅は、
気がつくと、心身を和らげてくれる、
不思議な魅力をもっています。
宿で荷をほどき、
肩にはせいぜい、
小さなリュックかショルダーバッグを提げて、
標もなく、街歩き。
路地を見つけ、
路地を抜け、
商店を覗き、
行き交う人々の着こなしを眺め、
時には、日陰を求めて、
軒先で冷たい飲み物でもお願いして、
足を休める。
夕食には、ご当地の食材料理をお願いして、
空腹を満たす。
そんな一日も味わいのあるもの。
「もっと早く来ればよかった」。
そんなふうにでも思えたら、
その旅路は、
きっと自分に合っていたのだと、
そう、考えるようにしています。
旅先で交わした会話。
例えば、道を尋ねただけでも。
旅先で撮った1枚の写真。
例えば、川の流れ一筋であっても。
旅先で目に留まった小さな置き物。
例えば、飾り窓に似合う工芸品。
そんなささやかな思い出の一つ一つが、
日常に戻ってからでも、
しばらくは、
心の清浄を助けてくれたりもします。
仕事の帰り道、
あるいは週末の空いた時間、
ふらりと街の書店に足を踏み入れると、
最新の情報を載せた、
幾種もの旅行雑誌が書棚に並んで、
あれこれと手に取っては、
ついつい、立ち読み。
旅先への交通機関、
大きな移動手段にだけ予約を入れて、
「あとは、何とかなるだろう」と、
たどり着いた先の時間と場所に身を任せてみる。
「たまには、観光もいいな」と、
名所、旧跡、景勝地を訪ねてみる。
ほんの2、3日でも、
時間が許せば、
空路、陸路、鉄路。海路…。
日頃、目にしない情景を眺め、
気分を切り替えられるのは、
他をもって代え難い、旅の魅力です。
自分流の「旅のスタイル」を探しに、
地図でしか知らない街に、
時には出掛けてみませんか。