こんにちは、halukaです。
このごろは、旅行に伴う、いろいろな手配。
交通手段の予約やチケットの買い込み、
宿探しや道案内。
旅先でのレンタカーの予約から、果ては、お土産のお世話まで。
まあ、とりあえず不便を強いられることは、
少し以前に比べますと、格段になくなりました。
これから先も、そうした便利さを求め、
あるいは、それを実現していく手法は、
ますます、充実していくことでしょう。
もう間もなくすると、
クリスマスやお正月が来て、
家族みんなで出掛けたり、
ふだんは遠くに住む、
おじいちゃん、おばあちゃんに会いに行ったり、
親戚の皆さんのお宅を訪ねたりと、
「やあ、久しぶりだね」「元気かい」と、
弾む声で、再会を喜ぶ場面が増える時季になりますね。
出掛ける前の夜の少しの興奮。
再会した瞬間に弾ける笑顔、
おどける笑顔、抱き着く笑顔。
やがて感じる、互いの優しさと安らぎ。
そんな “人肌” のふれあいは、
ひとの心というものを、なんとなく、
ほっと温めてくれるもののように、感じたりもいたします。
【写真AC】
これから、しばらくの季節。
日一日と、気温が下がって、
日常の生活では冬支度が必要になり、
街には、ジングルベルの楽曲が鳴り響くようになり、
商店街やショッピングモールは、
若いカップルや家族連れでにぎわうようになることでしょう。
毎年の恒例の光景とは言え、
そうした時節がやってくると、
“しばらく会っていない、なつかしい笑顔” に、
ふと会いたくなったりもするものでしょう。
大げさな旅行でなくても、
なにかの用事で、どこかに出掛けた旅の際に、
ほんの少し、無理をして時間をつくって、
ほんの少し、頑張って、足を延ばして、
そうして、出会えた “その笑顔” は、
きっと、私たちを裏切らず、
ほっと、ほっとと、
温かな気持ちにしてくれるものだろう、と、
そんなことを感じたりもします。
なにも、家族でなくても、
ビジネスで、さんざんお世話になって、
そのままになっていた、あの人。
ずっと昔からの付き合いがやむことはなく、
会えば、たとえそれが、何年ぶりだろうとも、
青春の輝きと影と軽口を引きずり合う、
どんなことも分かち合える、あの仲間。
そんな仲間がいなくても、
だれかが、きっと、ほかのだれかを覚えていて、
「あいつ、どうしているかな」「元気かな」と、
そんなふうに思ってくれる、だれかが、どこかに、きっといて、
そんな人に巡り会いたいな、とそう思える、そんな人。
日頃の喧噪から離れて、
旅に出てみる、ということは、
それがたとえ、どんなに小さな旅であっても、
人生って、なかなか捨てたもんじゃないわね、なんて、
そんなふうにも思える時間が持てて、
「やっぱり、来てみてよかったな」と、
そう思いながら、
来た道を戻る楽しさを預けてくれて、
その楽しさをまた、いつかお返ししようと、
また、また、旅の計画を練ることが出来るような、
つまり、良循環の始まりのような、
そんなきっかけになるような、
そんなふうなものかしらと、そんなふうにも思います。
