「人が一番、惑わされやすいのは、自分自身の考えによって、だ」
by. レオナルド・ダ・ビンチ
人から投げ掛けられた言葉。
自分が知らないところで、人々が、話していそうな小さな物語。
それがどんな話し言葉であれ、
「あの人は、私のことを嫌っているのかもしれない」などという、
根拠のない先入観があると、
お相手の言葉や行為を素直に受け入れられない。
お相手が、普通に声を掛けてきても、
「何かしら、下心があるのでは…」
などと勘ぐってしまうこともある。
「何かしら、意地の悪いことをされるのでは…」
などと警戒心を抱いてしまうこともある。
お相手のことを、
「あの人には、ズルいところがある」
などと思い込んでいると、
その人の行動そのもの、場合によっては、その全てを、
疑ってかかってしまうこともある。
人、というものは面白いもの。
同じ品物を同じ方から頂いたとしても、
その受け取り方は、人さまざま。
つまり、お相手に対する ″根拠のない先入観″ が、
そのお相手とのお付き合いのスタイルを決めてしまうことがある。
レオナルド・ダ・ビンチ (1452~1519)は、
イタリアの画家、建築家、彫刻家。
- 作者: コスタンティーノドラッツィオ,Costantino D’Orazio,上野真弓
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
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