クリがおいしい季節になった。
クリは昔から、栄養と薬効のある食べ物として、親しまれている。
胃腸や腎臓の働きの改善、下痢症状の緩和、
足腰を強くするともいわれているそうだ。
葉っぱを煎じて、咳(せき)止めにも利用されていた。
ヨーロッパでも、「ゆでぐり」は、
喘息(ぜんそく)にいいと言われているらしい。
たくさんの栄養素も含んでいる。
デンプンをはじめ、肥満防止の作用が期待されるビタミンB1、
ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンC、ミネラル類など。
注目のタンニンも含んでいて、抗酸化作用も期待できる。
タンニンが多いのは茶色の渋皮の部分。
なので、渋皮ごと食べれば、ダイエットにも抗酸化にもよくて、
一石二鳥ならぬ、″一粒二鳥″ということになりそう。
渋皮ごとおいしく食べるには、
クリを数分間ゆでた後、外側の硬い鬼皮をむいて、
油で揚げればいいらしい。
挑戦してみようかな。(^_-)-☆