こんにちは、halukaです。
日本の南海上を北西に進みつつある、
大型で猛烈な台風19号「ハギビス」(フィリピン名=すばやい)
の情報には、もうすでに、
皆さまも触れておいでのことだと思います。
「猛烈な勢力」となる見通し。大型で非常に強い台風19号「ハギビス」の針路、勢力に十分ご警戒ください。 - halukaブログ
サーフィンで通い慣れている海辺まで早朝、
車のハンドルを切ってみました。
空模様は明るく、風もまだ強くは感じません。
ただ、いつもなら、
なだらかで整ったフェイスを張る、
ビーチブレイクの波間のウネリが、
遠い海上で巻き起こっている強烈な風に押されて、
リズミカルな規則性を奪われ、
不規則に、
終始、波のトップが崩れたままのジャンク波となって、
浜辺に次々と押し寄せ始めています。
今はまだ、小さなウネリですが、
24時間、48時間と時が経つうちに、たちまち、
準備なしには近づくことを許さない、
優しくはない自然の営みを間違いなく、
見せつけてくるでしょう。
海砂に背を向け振り向くと、
背高く伸びた防潮林の松が、
ゆさり、ゆさりと揺れています。
やがて、湿り気を帯び始める風。
青みを失う、海。
上空には、何重もの雲。
何度も目にし、味わった「低気圧接近」の証しです。
それが今回は、大型で猛烈な台風。
十分な準備の要を感じないではいられません。
大型で猛烈な台風19号は、
10月9日午後3時現在、
小笠原近海にあって、
中心気圧は依然、915ヘクトパスカル(hPa)を維持しながら、
日本の南に近づく針路で、
北北西に進行中。
中心付近の最大風速は55メートル。
最大瞬間風速は75メートルにも達しています。
「24時間で急激に勢力が強まる『急速強化』で、
最大風速が60メートル前後に達する、
『スーパー台風』に匹敵する勢力」、との報道もありました。
「スーパー台風」とは、
アメリカによる台風の強さの分類で、最も上のレベルです。
台風19号は、10月12日~13日にかけて、
列島に接近、上陸の可能性もあり、との予想。
暴風、大雨、高波への十分な警戒が必要です。
台風情報をはじめ、皆さまの地元の気象台が発表する、
「早期注意情報」、「警報」、「注意報」、「気象情報」に、
ぜひ、気をお配りください。
台風19号は、10月10日~11日ごろにかけて、
やや勢力を減じるか、との予想もありますが、
元が「猛烈な勢力」ですから、
ぜひ心して構えたいと考えております。