こんにちは、halukaです。
3連休前ですね。
皆さま、いかがお過ごしですか。
日中、海辺の岩礁に立つと、
にわかに汗ばむようになりました。
強い日差しが射し、額と背中がたちまち汗ばんできます。
真夏には、まだ日があるのでしょうが、
空には、まぶしい陽光が輝いています。
すっかり、暑くなったなあ。
そんな事を思っていたところ、目にしたのが、
日本の惑星探査機「はやぶさ2(Hayabusa2)」が、
2度目の着陸を成功させたという、
遠く宇宙の彼方で果たした快挙を知らせるニュースでした。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が、
地球から2億5,000万キロも離れた小惑星「リュウグウ(Ryugu)」で、
地下の岩石の破片の採取に成功したとみられる、とのことです。
成功していれば世界初の快挙。興味深いニュースです。
「はやぶさ初号機」は、映画でも話題になりました。
「はやぶさ2」のこれまでの観測で、
そろばんの玉のような形をし、
半径450メートル、質量4.5億トンで、
太陽系が生まれた頃の様子をうかがえる物質が残っているのではないか、
と期待されていると、言います。
「リュウグウ」表面の岩石を採取。
今回は、上空から衝突装置を打ち込んで作った人工のクレーターから、
地下の岩石を採取するのが目的だったと言います。
しかし、「リュウグウ」の表面は岩だらけで、
「はやぶさ2」を無傷で着陸させるのは至難の技だったと伝えられています。
地下の物質は、表面に比べ、
太陽風などによる風化にさらされていない可能性が高いとのこと。
今後、地球への帰還に成功すれば、46億年前に誕生したと言われる、
太陽系の誕生の解明に一役買うのかもしれません。
JAXAの記者会見では、
「100点満点で1000点」という関係者の方のコメントが印象的でした。
計画では、「はやぶさ2」は、
11月~12月ごろに「リュウグウ」を離れ、
2020年の年末ごろに地球に戻る予定。
日本が世界に先行する小惑星探査。
無事の帰還が楽しみです。
ニュースを知って、
上空を見上げると、一面に青い空と白い雲が広がっていました。
2億5,000万キロと言われも、ピンと来る距離感ではありませんが、
この空の遥か彼方に、夢を運んでいる惑星探査機がいる、ということでしょう。
手土産というにはあまりにも大きな成果。
地球への到着が待ち遠しい気分です。