halukaブログ

やっぱり海が好き!

週末ライフ。「北北東の風を感じながら、胸の内に吹く風は南寄り。『清明』を前に春一番を待つ日和」の巻。

こんにちは、halukaです。

 

あす、4月4日(土曜日)は、

二十四節気でいう、

令和2年(2020年)の「清明(せいめい)」です。

 

春分から15日目。

「清浄明潔」を略した言葉です。

万物が若返り、清められ、 生き生きと映える時季。

広辞苑(第六版・岩波書店)には、

「清く、明らかなこと。清く明るい気が満ちる意」と解説があります。

 

季節柄、

本来ですと、

この週末辺りは、

お花見でにぎわうサクラの名所も各地にあるのでしょうが、

新型コロナウイルスの感染が拡大している今、

不要不急の外出は、辛抱のしどころでしょう。

 

「密閉」「密集」「密接」の3要素は、

感染の危険をさらに呼ぶとのことですから、

そうした人混みなどを避ける事も大切でしょう。

 

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  【写真AC】

 

朝、部屋の窓を開くと、乾いた北北東の風を感じました。

見上げた空は、ちらりと、白い雲が漂うだけで、

青天を思わせる一日になりそうな予感。

 

ここ数日、雨模様が続いていたので、

なんだか、久しぶりに青空を眺めた気分にもなりました。

 

吹き込む風は穏やかで、

部屋の中の空気をふわりと揺らす柔らかさです。

 

時季からすると、

「もう、そろそろかなあ」とも思いながら、

南から吹く『春一番』を待つ心持ちもちらほらと芽生える

今日、この頃。

 

新型コロナウイルスに絡んだニュースが圧倒的に多いせいか、

他の事に目が移りにくくなっているのかもしれませんが、

カレンダーはもう、4月。

 

晴れやかな気分で、

新しい人生のステージへの

ステップアップの準備を進めている方々も多いことでしょう。

 

小学校の新1年生に上がるお子さま方は、

ご家族も一緒になって、

まだか、まだかと、その日をお待ちでしょうね。

 

卒業式が済み、

進学や就職を前にした高校生や学生の皆さんは、

ご自分の大切な夢に向かって、

ステップアップする、

大きなチャンスです。

 

この春は、たしかに、

いつもの春とは、様相が違います。

 

卒業旅行や春休みの家族旅行やお花見を

楽しみにしていた皆さんも、

きっと多いことだろうと思います。

 

旅行は、いつか実現するでしょう。

クラスメートとも、きっと再会できます。

健康の確保に代えられるものはない、と思います。

 

時節の言葉の例えのようで、

いささか恐縮ですが、

万物が若返り、清められ、

明るい気が満ちるという、「清明」。

 

みんなでそれを楽しみに出掛けることは出来なかったとしても、

山肌を埋めるサクラ、

川沿いを埋めるサクラ、

沿道を飾ってみせるサクラ。

 

その淡い、けれども透明感あふれる春の彩りは、

きっと、皆さまの新しいスタートラインを、

鮮やかに描いてみせてくれることでしょう。

 

気持ちを明るく持って、時を待ちましょう。

季節は、確かに移ろっています。